最高裁不当判決に抗議~まさに沖縄殺しの判決

p1040972翁長雄志知事による埋め立て承認取り消しを巡る違法確認訴訟で、県敗訴とした高裁の判決を受け、沖縄県が上告していた最高裁判決が昨日20日、一度の口頭弁論も開かれることなく、門前払いの形(上告棄却)で出された。

判決を受けて翁長知事は「最高裁の判決は出たが、この闘いというか新辺野古基地は造らせない、オスプレイの配備撤回というのは、今まさに新しいスタートに立ったと思う。これからが私たち県民の踏ん張りどころ、力の出しどころだ」と記者団に語った。

これにより沖縄県の敗訴が確定し、政府は早ければ年内にも工事を再開するとしている。

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この不当判決に抗議する「最高裁不当判決糾弾! 審理のやり直しを求める緊急抗議集会」が今日(21日)那覇市の城岳公園で開かれ、700人が集まり、不当判決に怒りを表明した。

DVC00001.JPG p1040959         <「敗訴でも、私たち県民の闘いが負けたわけではない」と弁護団>

明日は、北部訓練場返還式典が行われる会場近くで返還式典への抗議集会、午後6時30分からは、名護市の21世紀の森屋内運動場で「欠陥機オスプレイ墜落事故に対する抗議集会」がそれぞれ行われる。

2016年12月21日リンクURL