平和市民連絡会に多田瑤子反権力人権賞

DVC00021.JPG今年の多田瑤子反権力人権賞に、沖縄の「沖縄平和市民連絡会」の活動が選ばれました。

<← 多田瑤子さん>

去る17日(土)、東京の連合会館で受賞発表会が行われ、共同代表の高里鈴代さんが、会の活動と、沖縄の現状について50分間の講演を行いました。

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多田瑤子反権力人権賞は、若くして(29歳)病に倒れた人権派弁護士・多田瑤子さんを祈念して、ご両親から託された多田さんの遺産をもとに、1989年に弁護士仲間たちが基金を立ち上げ、毎年自由と人権を擁護するために活動しているとされる個人または団体に贈られるものです。

毎年、彼女がなくなった12月に、授賞式・記念講演会・交流パーティを開催されており、今年28回目を迎えました。

今年は、沖縄平和市民連絡会(反基地・平和のための闘い)の他、東京拘置所のそばで死刑について考える会(死刑廃止運動、篠原弘典さん(反原発の闘い)が受賞しました。

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沖縄からは、これまでに第1回の知花晶一さん、第13回のキャロリン・フランシスさん、第17回のヘリ基地反対協、第25回のヘリパッドいらない住民の会、第27回の山城博治さんが受賞しています。

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     <記念証、賞金、会場カンパを笑顔で受け取る高里鈴代共同代表>

引き続き、同じ会場で受賞者を囲むパーティが開かれ、和やかな交流が行われました。その中で前回受賞者で現在名護署に拘留中の山城博治さんに対する激励の寄せ書きが、高里さんに託されました。

DVC00010.JPG <会場で参加者みんなが博治さんへ心を込めて書き込んだメッセージ>

また、交流パーティでは同時刻に沖縄で開催されている「オスプレイ墜落事故糾弾」の集会に思いを馳せながら、山城博治さんの十八番「座り込め」の歌を全員で熱唱しました。

p1040938<皆さんからのリクエストに応えて「座り込め」の歌をリードする高里鈴代共同代表>

受賞式、パーティ終了後、今回の受賞を推薦した「一坪反戦地主関東ブロック」の皆さんとの交流会も行われました。会員二十名余の方々が駆けつけて下さり、沖縄の状況など熱心に意見交換を行いました。

p1040940       <一坪反戦地主会関東ブロックの皆さんと交流会>

 

2016年12月20日リンクURL