いのち にぎわう海を 未来へ  ~ 7月30日の辺野古

 台風8号は、陸では大した影響はなく強風圏内からぬけたものの、海は荒れ、海上での工事や抗議活動も、まだお休みの辺野古だが、バスが到着して間もなく、携帯に津波の避難勧告アラートがが鳴り響いた。辺野古高台にあり、少々の津波は心配ないと、いつも道り座り込み抗議行動に入った。

  テントに吊り下げられた浮きに記された言葉「いのち にぎわう海を 未来へ」いいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抵抗の仕方も人それぞれ。担がれて運ばれるも者、「イスごと運んで!」と頼む人、牛歩戦術で時間を稼ぐ者、ゆっくりと傘をたたむのを忍耐強く見つめる機動隊に「ありがとう」と言って立ち上がる者…。

 炎天下での一回目の座り込みから戻ってくると、テントの屋根に枝を伸ばした松の木を渡ってくる風が涼しい。蝉の大合唱が途切れることなく続く。 

   <目の覚めるような黄色鮮やかなゴールデンカップ>

 

 

 

 

 

 

 

 

 台風の影響で、海での工事が進まないせいか二回目のダンプやミキサー車の搬入が少ない。いつもの三分の一程度で終わった。12時台にお昼御飯が食べられるのは久しぶりだ。 


 

 

 

 

 

 

 

 ゲート前の座り込みは高齢者が多いので、リーダーは、熱中症への対策を何度も呼びかけ注意を促しながらの抗議行動だ。

 3回目も20分ほどで、工事車両の搬入終わった。

2025年7月31日リンクURL

参議院選勝利の風を受けて ~ 7月23日の辺野古

 台風接近で、雲行きが怪しい中、辺野古へ。バスの中はやはり選挙の話題で持ち切りだ。声が弾む。

 しかし、辺野古新基地に反対するオール沖縄側が勝利したとはいえ、全国的には、辺野古どころか、ニュースなどで見聞きする限りでは、安全保障の問題は全く出てこなかった。物価高や消費税は問題になっても、軍事費の莫上がりは誰も問題にしない。おかしくないか?

 選挙疲れも見せず、ゲート前に座り込む皆さん。このところコロナ感染も増えているようで、水曜日メンバーの中からもこの日二組のお休みがあり、予防対策の万全が呼びかけられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 先月10日から台風避難で姿を消したサンドコンパクション工事船は、いまだ大浦湾に戻ってこれない状況が続いている。

 接近中の台風6号に続いて、7号、8号の連続発生も伝えられる。台風銀座の沖縄は、11月ごろまで次々台風がやってくる。工事船はこのまま秋まで戻ってこれないこともあり得る。

 工事船の使用料は一隻一日500万円、今回のように台風避難などで工事がストップし、作業がないときでも300万円が支払われるとのこと。だから台風が何個こようが、台風避難が何日続こうが、彼らは何も困らない。むしろ長引いたほうが何もしなくてもお金が転がり込んでくる宝船なのだ。そんな工事船が6隻、沖縄近海で遊んでいる。何という税金の無駄遣い。

 お米1キロ1000円に、買おうかどうしようか悩んでいる暮らしが馬鹿らしくなってくる。

 

2025年7月24日リンクURL

高良さちか氏当選 ~ 参議院選 オール沖縄勝利!

  とにかく、さちかさんが当選して良かった!喜びというより安堵と言ったほうがいいだろうか!今はただ脱力状態、2日間身体が思うように動かなかった。勝ったとは言いえ、野党側の多党化、保守化など全体的には決して手放しで喜べる状況ではない。

 選挙戦中どの党も、口を開けば物価高や消費税減税のことばかり。安全保障問題はほとんど口にしなかった。沖縄選挙区でも、ほとんど辺野古は焦点にならなかった。

 また、最も強く応援した山城博治さん(社民・比例)は、当選を果たせなかった。とても残念で口惜しい。

 

  7月11日、沖縄市での決起集会後、支援者に囲まれてカチャーシーを踊る高良さちかさん。

 同日選挙となった那覇市議選では、事務局の一員として応援した糸数たかこさんが上位当選(40人中8位)した。

 2期目だが、すでに新人とは思えないほど多くの実績を残し、将来が大いに期待される。

 

 今回の那覇市議選では、女性16人が当選、過去最多となった。(改選前は13人)

 

 

2025年7月24日リンクURL