台風8号は、陸では大した影響はなく強風圏内からぬけたものの、海は荒れ、海上での工事や抗議活動も、まだお休みの辺野古だが、バスが到着して間もなく、携帯に津波の避難勧告アラートがが鳴り響いた。辺野古高台にあり、少々の津波は心配ないと、いつも道り座り込み抗議行動に入った。
テントに吊り下げられた浮きに記された言葉「いのち にぎわう海を 未来へ」いいね!





抵抗の仕方も人それぞれ。担がれて運ばれるも者、「イスごと運んで!」と頼む人、牛歩戦術で時間を稼ぐ者、ゆっくりと傘をたたむのを忍耐強く見つめる機動隊に「ありがとう」と言って立ち上がる者…。
炎天下での一回目の座り込みから戻ってくると、テントの屋根に枝を伸ばした松の木を渡ってくる風が涼しい。蝉の大合唱が途切れることなく続く。

<目の覚めるような黄色鮮やかなゴールデンカップ>





台風の影響で、海での工事が進まないせいか二回目のダンプやミキサー車の搬入が少ない。いつもの三分の一程度で終わった。12時台にお昼御飯が食べられるのは久しぶりだ。 




ゲート前の座り込みは高齢者が多いので、リーダーは、熱中症への対策を何度も呼びかけ注意を促しながらの抗議行動だ。
3回目も20分ほどで、工事車両の搬入終わった。
台風接近で、雲行きが怪しい中、辺野古へ。バスの中はやはり選挙の話題で持ち切りだ。声が弾む。








先月10日から台風避難で姿を消したサンドコンパクション工事船は、いまだ大浦湾に戻ってこれない状況が続いている。

