昨日(4月5日)は毎月第一土曜日キャンプシュワブメインゲート前で行われる辺野古官民大行動が開催され、およそ600人(主催者発表)が参加した。
玉城デニー知事のメッセージをはじめ、各市民団体や県出身国会議員の代表などがそれぞれ活動報告を行った。
糸満島ぐるみの会では、地盤改良のため大浦湾に打ち込まれる7万1千本の「砂杭」を「つまようじ」で表現した地図を披露、「生物多様性豊かな海を破壊して強行されている辺野古新基地工事への怒りを、1本1本の爪楊枝に込めて刺した。これを国会に持っていき、全国民に工事の無謀さを伝えたい」と訴えた。
7万1千本のつまようじが、辺野古大浦湾の埋め立てがいかに無謀な工事であるかを見事に可視化したボード。
また、もう一つ会場で目を引いたのが、その杭に使われる海砂の採取が、沖縄本島各地の海岸で始まっており、バキューム船で大量の砂をはぎとられ、護岸が浸食されてむき出しになった海岸線など自然破壊の様子を写した写真展。
沖縄の海岸線から砂浜が無くなってゆく恐ろしさが実感された。
<現在海砂採取が行われている地域>
改めて「新基地建設NO!」を決意した4月の辺野古県民大行動だった。