昨日(1月31日)那覇地裁で開かれた辺野古住民訴訟を傍聴した。
この訴訟は、昨年8月23日、辺野古・大浦湾沿岸住民ほか20名が原告となって新たに起こしたもので、2021年11月25日のデニー知事による設計変更不承認を取り消した国交大臣の裁決は違法だとして、その裁決の取り消しを求めているもの。
沖縄県も同様の内容で抗告訴訟を起こしているが、住民の訴訟はそれを補強し、県と一体となって国の違法性を追及し「不承認判断」の正当性を主張している。
昨日の第2回口頭弁論では、原告側の意見陳述が行われ、大浦湾でダイビングショップを営む原告のひとりが、大浦湾が世界的に見てもいかに生物多様性に富んだ貴重な海であるかを、実際に海に潜る仕事をしている立場から意見陳述を行った。
終了後、地裁横の城岳公園で報告会が行われ、弁護団からの争点の説明や,原告が「厳しい状況ではあるが、決してあきらめることなく闘い続ける」と決意表明を行った。