渡嘉敷島「集団自決」76年目の慰霊祭

 沖縄戦の忌まわしい記憶は、たとえ何年経とうとも癒えることはない。渡嘉敷島は、28日、「集団自決」から76年目のその日を迎えた。
 昨年に続いて、コロナ禍で村主催の合同慰霊祭は中止されたが、多くの村民や遺族が、それぞれに訪れ、線香を手向けたという。

<3月29日 琉球新報 ↑>

 現在の白玉の塔( 戦争犠牲者を祀る)

「集団自決地」の碑:当初の白玉の塔は、この地に建てられた。1960年周辺が米軍基地に接収されたため移転を余儀なくされ、62年に現在地に建立された。

 

 ケラマブルーに染まる慶良間海峡。米軍は、1945年4月1日の沖縄本島上陸を前に、3月26、27日慶良間諸島に上陸。この青く美しい海が真っ黒になるほど、無数の軍艦で埋め尽くされたと体験者は語る。

 現在はくじら海峡と呼ばれ、ホエールウォッチングや世界有数の透明度を誇るダイビングのメッカとして知られるこの海が、かつて地獄の海と化した歴史は、決して忘れてはならない。

 

 

2021年3月29日リンクURL

県都の守り那覇市役所のシーサー ~ Myシーサーコレクション№19

 「こんなどうでもいいようなテーマで、呑気にグログを書いている場合じやないんだけど…」と、内なる声が聞こえる。でも、こんなときだからこそ!と、もう一つの思いも湧く。とにかく心穏やかでない日々が続くこの頃のOKINAWA。やりきれなさに胸がチクチクする。

 沖縄の県都・那覇市役所正面玄関のシーサー。やはり観光お土産品とはひと味もふた味もちがう威風堂々の趣がある。                                    

          

  

 

 

 

 

 

 

 首都圏の緊急事態宣言解除に伴い、観光客が増え、コロナの新規感染者も急増、県は昨日、改めて3月1日から3週間の期限で飲食店等の時短営業の要請、外出自粛の呼びかけを行うと発表した。        

 シーサーの横で樹齢100年はありそうなガジュマルの木(蓉樹)に着生したコチョウランが、ピンクの花をつけ、気持ちよさそうに春風に揺れている。

 魔除けのシーサーも、ガジュマルの精・キジムナーも、コロナには太刀打ちできないのかな!

「頑張ってよね!お願いだから」。コロナだけでなく、いろいろと…。      

 

 

2021年3月29日リンクURL