県議会も抗議決議 ~ 米兵による性暴力事件

 米兵による性暴力事件を受け、県議会でも米軍基地特別委で抗議決議が提起され、24日本会議で採択される見通しとなった。

<16日 琉球新報  ↑>

 

 同じく17日、女性たちの抗議の記者会見も報道された。

 <17日 琉球新報 ↑>

<沖縄タイムス 18日  ↑>

 

 女性たちが記者会見をしたその日、また米兵が、酒がらみの事案で逮捕される事件が起きていた。

 記者会見を伝える17日の琉球新報は、同じ紙面で「酒に酔った米兵が器物損壊の疑いで逮捕された」と報じた。基地が集中する沖縄で、いかに米軍がらみの事件事故が多発しているかを如実に示している。

 報道によると、那覇署は16日未明、那覇市内の路上に停車していたタクシーを蹴りドアを損壊したとして、普天間基地所属の海兵隊員を現行犯逮捕したという。犯行時被疑者は酒に酔っていた。

 犯行時間帯や場所などから、海兵隊員が、午前1~5時の基地外行動を禁止する米軍の「リバティ制度」や、国際通り周辺への立ち入りを規制するコロナ感染予防対策指針に違反していることは明らかである。

 明け方の国際通り周辺では、毎日のように酒に酔ってたむろする米兵の姿が、多くの市民によって目撃されている。事件事故が起こるたびに米軍が口にする綱紀粛正やリバティ制度が、いかにいい加減で、機能していないかを露呈している。

 

 

 

2021年2月18日リンクURL