辺野古基地でも米兵コロナ感染 ~ 今日(8月26日)の辺野古

 米軍基地内でクラスターが発生するも、どういうわけか「キャンプ・シュワブだけは感染者が出ないのはおかしい!新基地工事との感性で、日米が結託して隠しているいるのでは」とみんなが疑心暗鬼になっていたが、昨日、ついに2人の感染者が出たと公表された。それでも「工事は止めない」と、沖縄防衛局は、早々と発表した。

 辺野古へ向かう途中立ち寄った伊芸のサービスエリアで、自衛隊の不発弾処理班と遭遇。「鉄の暴風」と言われた沖縄戦の不発弾は、全部処理し終わるのに、あと50年はかかると言われている。(日本の戦後処理は遅々として進まない)その処理に当たっているのが自衛隊。「今日はどこで不発弾処理があるのだろう?」と思っていたら(不発弾処理は週末の土・日に行われるのが通例)

 私たちの辺野古到着より4~5分遅れて、辺野古に現れ、キャンプ・シュワブの中に消えていった。米軍の演習によって発生する不発弾の処理は米軍が自ら行うはずなので、日米共同の不発弾処理訓練だろうか?

 台風8号の影響で、週末から昨日まではすべての工事がストップしていたとのこと。今日もまだ海は荒れていて、海上での作業は行われていないようだが、工事用ゲートが開いたので、資材搬入はあるものと思われる。

9:00、時折りちらつく雨の中で10名余が座り込んだ。

 雨のせいで生コン車や砂などを運ぶ車両は一台もなく、重機類を積んだダンプ21台が入った。いつもの四分の一程度だった。

 12:00の二度目の座り込みの前に、ちょっと早めの昼食。みんなの持ち寄ったお弁当を広げると、豪華ランチバイキングとなる。水曜日だけの楽しい風景だ。

 12:00、二度目の座り込みも同じメンバー12名が座り込んだ。入った工事車両はわずか5台だけだった。

 そこへやってきたのは右翼の街宣カーが4台。大音響で抗議している人々をののしりながら、超のろのろ運転で行ったり来たり。

 

 

 

 

 

 

「中国が沖縄を侵略しようと虎視眈々と狙っている。沖縄を中国から守るために米軍基地は必要だ」などとお定まりの文句。「右翼って民族主義者、アメリカ嫌いだったんじゃないの?」と突っ込みを入れたくなる。

 15:00、3回目は横殴りの大雨となる。座ることができないので、立ったままで抗議行動。工事車両も7台だけだった。

 情報によると、台風8号のために水質汚濁防止用のオイルフェンスが取り外され、まだ再設置が完了していないため、海上での本格的な工事が始められないのだという。明日ぐらいまでは、この状況が続きそうだ。

台風のおかげで辺野古の工事が遅れる。台風9号に発達しそうな熱低発生の報に、「辺野古にだけ台風が来てくれないかな!」と誰かがつぶやき、みんなが頷いた。

<今日の差し入れ>

 水曜日は差し入れも多い。今日は2種類のパパイヤ(青い野菜パパイヤと、完熟のフルーツパパイヤ)にゴーヤー、私はゴーヤーの種もいただいた。来年、わがベランダ菜園で実らせたい!

 

 

 

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