県民はあきらめない!首里城も辺野古も ~ 辺野古集中行動日に1000人

 今日は毎月第一土曜日の集中行動日。このところ減りがちだった参加者が、今日は目標の1000人に戻った。

 久しぶりに辺野古で顔を合わせる私の友人も3~4人いた。その一人は「首里城のことがあったから、やっぱり辺野古頑張らなければ、と思って」と言った。あきらめ感が広がるかと思ったが、逆だった。首里城への思いを、辺野古に来る人たちと共有したかったのだろうか。

 集会で発言する人たちもみんな首里城の火災を話題にした。みんなに共通した言葉が「県民はあきらめない!首里城も辺野古も!  県民が心を一つにして頑張ろう!」

 ヘリ基地反対協の安次富浩さんは、「最低でも2兆5千5百億円と言われる辺野古新基地建設の費用を、首里城の復元に使えばすぐに再建できるではないか。そして、各地で自然災害で苦しむ人たちの復興に使えば、多くの国民が救われる」と、国民より米軍基地に血税を費やす国の愚に怒った。

 

 

 今日は令和の山本太郎さんが参加。「沖縄の魂の象徴である首里城の焼失に衝撃を受けている。県民、国民が力を合わせて首里城の再建も辺野古阻止も勝ち取ろう。

 それにはまず全野党がかたまりになって、政権をとる必要がある。かたまりになるだけではだめで、投票に行かない50%の国民に政治が自分の暮らしに直結している、自分事として実感してもらわなければならない。そのために具体的な提案をしたい。それは消費税を5%にすることを野党が一塊になって掲げ、政権をとる。そして辺野古を止めよう!」と。

 

 集会が始まる前に一緒に工事用ゲートに座り込んだ札幌の大学生5人が、名護市議の大城敬人さんから20数年にわたる辺野古の闘いについてレクチャーを受けていた。

 

 

やっと最高気温が30度を切るようになり、日中クーラーをかけなくても過ごせるようになった。辺野古テント前の花壇も花々が気持ちよさそうに風に揺れている。

やんばるの山では自生の芙蓉の花が満開だ。

 

2019年11月2日リンクURL