平和を希求する沖縄の心 次世代に~ 翁長知事告別式

8日に亡くなった翁長沖縄県知事の葬儀・告別式が、今日午後那覇市の大典寺で行われ、たくさんの県民(4500人)が参列した。

3時からの告別式を前に、翁長知事の遺骨を乗せた車が、那覇市役所や県庁を回り、集まった市役所職員、県庁職員他、多くの県民に別れを告げた。

知事公舎を出発した車は12時30分、城間那覇市長はじめ職員が待つ那覇市役所前に到着。

 

12時40分、県庁では、富川、謝花両副知事はじめ県議会議長、職員、一般県民が出迎えた。

県庁正面玄関から県民広場に抜ける階段横の花壇には、白いサルスベリの花が、台風の余波を受けた強い風に揺れていた。

葬儀は午後2時から、告別式は午後3時からそれぞれ行われ、一般焼香が始まる1時間前にはすでに、長い行列ができていた。

葬儀では、元沖縄県知事の稲嶺一郎氏が弔辞をのべ「あなたが大事にしてきた平和を希求する沖縄の心は、次世代にしっかり受け継がれていくでしょう」と翁長知事の偉業を称えた。

各界から送られた花輪が、葬儀場の中だけでなく、境内、駐車場までを埋め尽くすように並べられ、保革を超え多くの県民に信頼され慕われた翁長知事の存在を象徴していた。

沖縄県選挙管理委員会は、今日臨時の会合を行い、翁長知事の死去に伴う知事選挙を、9月23日告示、9月30日投開票すると発表した。

 

2018年8月13日リンクURL