山城博治さんら初公判~事前集会に300人

高江や辺野古での新基地建設抗議行動をめぐって、山城博治さんら3名が逮捕・拘留されてからちょうど5か月目の今日午前10時から初公判が開かれた。

裁判を前に午前9時から、裁判所前の城岳公園で事前集会が開かれ、300人が裁判勝利と即時釈放を求めて抗議の声をあげた。

           <池宮城紀夫団長はじめ、頼もしい弁護団の皆さんの決意表明>

裁判所の入り口は異常なほどの物々しい警備。前回、抗議集会の後、人々が裁判所構内に入って抗議行動を行ったことから、今回は裁判所職員だけでなく、県警が二重の鉄柵を巡らしての重警備。

傍聴券の配布・抽選も、これまでの裁判所の建物の中ではなく、外(隣の中央公園)で行い、傍聴券を持った人だけを脇の狭い通用門から入場させるという慎重さ。

22枚の傍聴券に、400名近くの人たちが早朝から傍聴券を求めて列をつくった。事前集会が終わり、裁判が始まってからも帰りがたい人々が、裁判所の周りで激励行動を続けた。

裁判を傍聴した人の話によると、山城さんは、器物破損、公務執行妨害、威力業務妨害の3つの罪状のうち、鉄条網を切断した器物破損は認めたものの、他の二つについては、他の二人と共に、無罪を主張したということです。

今日はこの後午後6時から、県庁前の県民広場で、改めて抗議集会が開かれる。

なお、次回公判は、3月27日の午後開かれる予定。

 

 

2017年3月17日リンクURL