辺野古埋め立て 国、ついに海上搬入を開始

県民の辺野古ゲート前での身体を張った工事車両の搬入阻止で、工事が進まないことに業を煮やした国は、ついに13日から船による海上からの石材搬入を始めた。

昨年の高江の工事では、民間や自衛隊ヘリによる空からの資材搬入を行ったが、辺野古では海からの搬入である。なりふり構わぬ権力の無法、違法極まりない横暴に、県民の怒りは高まるばかりである。

<14日 琉球新報↑↓>

砕石を運んだ台船、一度にトラック200台分の砕石を積む容量があるが、奥漁港の入り口に座り込んだ地域住民や市民らの抵抗で50台分しか積めなかった上に、K9護岸での積み下ろしに3時間以上もかかり、作業が捗らなかったという。

 

2017年11月15日リンクURL

辺野古基地工事中止を求めるジュゴン訴訟~米連邦地裁へ差し戻し

沖縄では古くからジュゴンのことを「ザン」と呼び、神の使いとされてきた。
ジュゴンは国の特別天然記念物であり、日本では沖縄がジュゴン生息地の北限である。辺野古などでこれまで3頭が確認されている。

そのジュゴンの餌場である辺野古大浦湾を埋め立てて新しいい基地を建設をするのは、ジュゴンの生息に著しい影響を与えるとして、日本やアメリカ両国の環境保護団体がアメリカの法律にのっとって米国防総省を相手に辺野古新基地建設の中止を訴えていた裁判で、「政治的問題を含む」として原告の訴えを門前払いしていた地裁の判決を不服として、原告側が上訴していた。

<23日付 琉球新報 ↑ ↓>

2017年8月23日リンクURL