大寒の東京に積雪のニュースが流れる中、
旧正月を迎えた沖縄は、
南の八重山からは田植え、北のやんばるからは、桜の便り(三分咲き)が届きます。
昨日は旧歴のお正月の元日。
私が子どもの頃(昭和20年代)まで、沖縄では旧正月が一般的でした。
しかし、日本復帰のあとの時代の流れと
丁度この季節は、
沖縄の基幹産業であるサトウキビの収穫期と重なり、
農繁期に当たるため、
次第に新暦のお正月へと移行して行きました。
いま、わずかに漁業の盛んな地域で旧正月の風景が残っています。
新聞記事は
「漁港に停泊する漁船には
色とりどりの大漁旗が掲げられ、
海の神をまつる白銀堂では、
地元の女性らが家内安全や
一家の健康などを祈った」と、地域の話題を伝えています。