翁長知事・毅然~菅官房長官・ぶぜん

まっすぐ前を見て堂々と対面した翁長知事に
目をそらし、握手する手も腰が引けている菅官房長官。

翁長・菅会談を報じる地元新聞の写真は、どの場面からも
県民の民意を後ろ盾にした翁長知事のゆるぎない決意が
にじみ出ていた。

翁長・菅会談 6日<琉球新報 6日>

会談は、側近(副知事など)も同席させたいという沖縄側の強い申し入れを拒否し、二人っきりで1時間にわたって行われた。冒頭の5分だけ報道陣に公開される予定だったが、翁長知事の溢れる思いは止まらず、実際には30分ちかくにわたったという。

その中で翁長知事は「普天間飛行場は銃剣とブルドーザーで奪われた土地。自ら奪っておいて、世界一危険な基地だからその除去のために沖縄が負担しろ、お前たち辺野古に反対なら代替案は持っているのか、日本の安全保障はどう考えているのか、と、こんな話がされること自体が日本の国の政治の堕落ではないかと、私は思っております」と述べ

「この70年間、沖縄の基地問題の解決に向けて、国はどれだけ頑張ってきたのか?その責任はどうなるのか」と、菅官房長官を問い詰めたということです。(沖縄タイムス 6日)

2015年4月6日リンクURL

翁長・菅会談の会場を取り巻く県民1500人

菅官房長官と翁長知事の会談が行われる会場のホテルを
翁長知事にエールを送り、菅官房長官へ抗議する県民1500人が
怒りの声とともに取り囲んだ。

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「頑張れ!オナガ」コールの中、会談が行われる会場(那覇市内のホテル)へと向かう翁長知事を乗せた車。翁長知事は車のガラス窓を開け手を振って県民の激励に応えた。

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午前9時半からおよそ1時間にわたる会談を終え、会場のホテルを出る車から、県民の「頑張ろう!」コールに、拳を握って力強く応える翁長知事。

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菅官房長官は、これより少し前、県民の抗議の声を避けるように会場を後にした。

メディアの速報によると、

会談は、『翁長知事が「辺野古の新基地は建設できないと確信している」と強調。それに対し、菅官房長官は「粛々と進める」と繰り返すだけで平行線をたどった。翁長知事は「問答無用と感じる。上から目線の言葉であり、使うほど(県民の)怒りが増幅するのではないか」と批判した』と伝えている。

また、翁長知事は安倍総理との面談を強く求めたという。

 

2015年4月5日リンクURL

ヌースガ(何をする)官房長官!チャースガ(どうする)官房長官

菅官房長官、言うことに事欠いて、こともあろうに「辺野古反対派は少数」とか、 「選挙は他の争点もあるので、沖縄の民意は分からない」とかと、メディアに愚痴っているという。

何とでも言えばいい。
翁長知事との対面を前に、少しでも点数を稼いでおきたいのであろうが
言えば言うほど世論の採点は減点になっていることに、お気づきではないようだ。

「ヌースガ官房長官!チャースガ官房長官!」

沖縄の人でないとこのことばの絶妙なニュアンスは分かりにくいかもしれないが
今年の流行語大賞に!と、辺野古ゲート前では盛り上がってりる。

県が勝っている<沖縄タイムス 4月1日>

血がたぎるほど怒ってはいるが、
沖縄の県民も、マスコミも、国や政府に対する視線は、冷静ですぞ。

2015年4月4日リンクURL