フェンスを取っ払おう!取り戻そう普天間 4・10集会

普天間基地の返還合意から20年がたった。
1995年の米兵3名による少女強姦事件に端を発し、米軍基地に対する県民の怒りが噴出したときに、当時の橋本首相とモンデール米駐日大使は、普天間基地の返還に合意した。あれから20年が経つ。

さらに安倍政権が「5年以内の運用停止」を約束してからも、すでに2年2か月が過ぎた。

昨日10日、大雨注意報が出される中、晴れ間を塗って
「普天間合意から20年 運用停止カウントダウン!フェンスを取っ払おう!取り戻そう普天間 4・0集会」が、普天間基地大山ゲート近くの広場で行われた。

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採択された集会の決議文は、次のように呼び掛けた。

「新学期が始まり新しい制服に身を包んで希望に胸をふくらます子や孫たちに、米軍基地という負の遺産を残すわけにはいきません。オール沖縄で心をひとつに、みんなで手を取り合って、日米政府の沖縄差別を跳ね返しましょう。
沖縄経済、社会の発展を阻害する諸悪の根源は米軍基地です。繰り返される女性暴行、凶悪犯罪、無法な虐待をなくすために、フェンスを取っ払い、普天間をはじめ、すべての米軍基地を県民のもとに取り戻しましょう!」

残り34か月!

<残り34か月!>

また、普天間基地の各ゲートには、安倍総理が約束した「普天間の5年以内運用停止」を守らせるため、去る3月から、毎月1日にカウントダウンの残歴横幕が設置されている。

2016年4月11日リンクURL

辺野古総合大学「基地と人権」~今日(4月8日)の辺野古

辺野古総合大学・講座第3回目の今日のテーマは「基地と人権」
先月、米兵による強姦事件が起こったこともあり
特に、女性の人権に焦点を当て、基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表の高里鈴代さんが講師を務めた。

講義をする高里鈴代さん

<講義をする高里鈴代さん>

高里さんは、米軍の沖縄上陸と共にはじまり、米軍占領下、復帰をへて今日まで起こり続ける米兵士による性暴力事件の数々を、具体的な事例を示してとりあげ、
「基地・軍隊が存続する限り、構造的暴力として起こり続ける」ことを強調した。

レジメから                  <レジメから①>

この間、とくにひどかったのは終戦直後、そして朝鮮戦争の頃、さらにはベトナム戦争の頃が特にすざまじかった。

犯罪年表 中身             <レジメから② 沖縄・米兵による性犯罪年表より>クリックすると拡大

 

高里さんは、 「軍隊は構造的暴力であり、軍隊が存在する限り性暴力は起こり続ける、唯一実行性あ”再発防止策”は軍隊の撤退である」と訴えた。

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辺野古総合大学、春季集中講座、第一回、第二回とも200人超が受講、第三回目の今日も100人近くが熱心に耳を傾けた。

第四回講座は明日・9日午後2時から、「基地と経済」、元琉球新報記者で、沖縄国際大学教授・前泊博盛さんが抗議を行う。

明後日10日には普天間返還合意から20年「フェンスを取っ払おう!取り戻そう普天間 大集会」が、普天間基地大山ゲート前の友好広場で行われる。

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2016年4月8日リンクURL

生きる力を与える~辺野古総合大学のご案内

辺野古ゲート前の座り込みを、人々は「辺野古総合大学」と呼んでいます。
それは、ここに来るといろいろなことが学べるからです。
ゲート前の座り込みには、多種多様な人たちが参加しています。様々な分野の専門家・プロの人たち、学者、アーティスト、活動家、県内はもちろん全国、海外からも。日々、居ながらにしていろいろなことが学べるのです。

昨年夏、工事が1か月間中断したとき、辺野古総合大学では夏季集中講座を開催し、好評でした。

そこで、今回の工事中断の機会に 第二期の集中講座を開催することになりました。
日程と講座内容は以下の通りです。

辺野古総合大学日程表

もちろん無料、入学資格も問いません。多くの皆さんが受講されるようご
案内いたします。

昨年の「辺野古総合大学で講義する伊波洋一さん

昨年の「辺野古総合大学で講演する伊波洋一さん

 

辺野古総合大学~歌・三線講座

辺野古総合大学~歌・三線講座

2016年4月5日リンクURL