最高裁は4日、辺野古の埋め立てをめぐる裁判で、沖縄県の訴えを全く審議することなく退け、国のいうことを聞け!と恫喝するような判決を下した。
今日午後6時から、県庁前県民広場に750名余の県民が結集し、抗議の声をあげた
「これまでやってきた裁判の判決の中でもっとも最悪、最低のひどい判決」と、判決内容を説明した加藤弁護士。「万魂の怒りをもって、デニー知事を支えてこれからも闘う。裁判だけが辺野古の闘いではない」とあまりにも理不尽な判決に怒りをあらわにした。
次々マイクを握った国会議員代表、県議会代表、各島ぐるみ会議の代表も
「この国の司法は崩壊した。最高裁ではなく、最低裁判所だ!」
「わずか5人の裁判官が決めたこのような中身のない判決に、沖縄の未来を託すわけにはいかない」
「辺野古の埋め立ては40年、50年かけても完成しない。それをわかっていながらアメリカが黙っているのは、普天間をいつまでも使い続けるためだ」
「中央行政の堕落は、地方の市民の力が正す。そうすすればこの国は救われる。どんな権力にも沖縄は負けない」など、怒りの声が相次いだ。