抗議現場分散 引き裂かれる県民 ~ 今日(2月9日)の辺野古

 水曜日の辺野古ゲート前の行動責任団体は平和市民連絡会。私もメンバーの一人として毎週参加している。

 今日も午前6:45分に那覇を出発、8時過ぎには辺野古に着いた。途中、やんばるの山の木々に、芽吹き始めた新緑が、春を感じさせる。南下した桜前線は那覇でも開花が報告されている。 

 季節の春は時期が来れば間違いなく巡ってくるが、沖縄の社会的、政治的春は逆行、冬の方向にしか向かっていかないようだ。 

 9時の一回目搬入に備えて、20分前から座り込み開始。今日は久しぶりに島袋文子さんも元気に参加、コロナ蔓延防止措置のため、しばらくお休みしていらした。

  いつもは機動隊に排除された後、一気に工事車両60~70台が入り、30分くらいで一回目の抗議行動が終わり、テントに引き上げるが、今日はコンクリートミキサー車が、4~5分おきに1~2台だらだらと通過したため、何度もゲート前に座り込むことになり、テントに引き上げたのは11時近くになっていた。

 辺野古では、先週から美謝川切り替え工事関連の出入り口となる第三ゲートが開き、本格的な工事開始に向けて、道路の拡張とみられる工事が始まったため、工事用ゲートのいつものメンバーから数人が分かれ、座り込んでいる。

 

 

 

 

<第三ゲート前 写真提供:平和市民連絡会>

 一方、平和市民連絡会では、昨日から始まった海兵隊の那覇軍港での軍事訓練に抗議行動を行っており、コロナ禍で少なくなった座り込みのメンバーが、さらに第三ゲート、安和、塩川、加えて那覇軍港と五か所もに分散されることとなってしまった。このような何ともやりきれない沖縄の苦悩はいつまで続くのだろうか!そう思うだけで腹が立ってくる。

正午前、2回目の座り込み。

 水曜日名物、豪華ランチバイキングはいまも続いている。一回目の座り込みの後、温かいぜんざいの差し入れもあり、美味しくいただいた。

 午後3時、三回目の座り込み。安和、塩川、辺野古、採算ゲート、那覇軍港と人数が分断されても、一、二、三の 各回とも19人から16人が座り込んだ。

  

 

 

 

 

 

 

 

 テント横の花壇では紫欄が開花。 白い花の紫蘭もあり、「白い花でも紫蘭というのかしら?」と、しばし話題に。

 帰り道に第三ゲートに立ち寄った。工事用の大型車両が入れるよう道路の拡幅が目論まれているという。すでにゲート周辺の木々が伐採され、大浦湾側の海が見渡せた。

 昨日、今日と看視をしていた人によると、伐採というより、ブルドーザーで強引になぎ倒す乱暴な作業をしているという。

 カメラの枠に収まらないほどのかなりの大木(この写真でも、大きすぎて上の三分の一は写せない)を、情け容赦なくブルで薙倒しているとのこと。モクマオウは、戦後すぐに沖縄に入ってきた植物なので、樹齢80年近いと思われる。胸が痛い。

<軍港前ででの抗議行動(写真提供:平和市民連絡会)>

 那覇軍港での海兵隊の軍事演習については、今日の地元両紙が生々しく、大きく掲載している。(↓  琉球新報)

 海兵隊の訓練が、銃を手にした海兵隊員が、抗議する市民を制圧するといった内容だったことが、問題視されている。

 

 

2022年2月9日リンクURL

映画「ダーク・ウォーターズ」 ~ 基準値に照らし合わせると、沖縄で起きているPFAS汚染は、尋常でない

  泡だらけになった河川、モクモクと道路や畑に飛びかう白い泡。米軍普天間基地や那覇航空自衛隊基地からのPFOS、PFAS汚染に驚愕したのはつい最近のことだが、多くの人はその記憶をもう薄れさせているのではないか!

 基地からだけではない、暮らしの中の身近なところにもPFAS汚染は潜んでいる。

 巨大化学企業「デュポン」。あなたもつかっているのではないでしょうか?テフロン加工を施された焦げつかないフライパン。それが「PFAS」だとご存だったでしょうか?

 実際に起きた米国PFAS汚染・被害救済の事件を扱った映画「ダーク ウォーターズ」が桜坂劇場で上映中です。

 

 

 

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 環境汚染問題をめぐって1人の弁護士が十数年にもわたり巨大企業との闘いを繰り広げた実話を、環境保護の活動家という一面も持つマーク・ラファロの主演・プロデュース、「キャロル」のトッド・ヘインズ監督のメガホンで映画化。

「あらすじ」

 1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットが受けた思いがけない調査依頼。それはウェストバージニア州の農場が、大手化学メーカー・デュポン社の工場からの廃棄物によって土地が汚され、190頭もの牛が病死したというものだった。ロブの調査により、デュポン社が発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流し続けた疑いが判明する。ロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏み切るが、巨大企業を相手にする法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていく。

 ロブの妻役をアン・ハサウェイが演じるほか、ティム・ロビンス、ビル・プルマンらが顔をそろえる。 (映画「ダーク・ウォターズ」公式ホームページより)

 

 

2022年2月4日リンクURL