翁長知事 辺野古作業停止を指示

翁長知事 記者会見

翁長雄志知事は23日午後、県庁で臨時の記者会見を開き、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けて沖縄防衛局が進めている海底ボーリング調査につい て、30日までに作業を停止することを指示したと発表した。

その上で指示に従わない場合は「岩礁破砕許可を取り消すことがある」と述べた。防衛局が海底に 設置したコンクリートブロックがサンゴを傷つけていることを受けた措置。同時に臨時制限区域内でのサンゴ損傷の潜水調査に向け、立ち入りを許可するよう米 軍へのあっせんも求めた

翁長知事 辺野古作業中止を指示(琉球新報電子版号外)

翁長雄志知事は、作業を30日までに停止するよう沖縄防衛局に指示しているが、それを無視した形で1日明けた24日も作業は継続されている。今日も2基のスパット台船に作業員の姿が確認された。調査が行われているとみられる。(24日 琉球新報より)

辺野古停止指示 タイムス

(24日 沖縄タイムス)

2015年3月24日リンクURL

新基地つくらせない県民集会に4000人

今日(22日)、大浦湾が目の前に広がる瀬嵩の浜で
翁長県知事の代理で副知事も出席して、「辺野古に新基地を造らせない県民集会」が開かれた。

実行委員会では、毎月一回3000人規模の抗議県民集会を開くことにしており、今回が4度目となる。

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海上では、カヌー16艇、抗議船7隻が、参加者の声援に応えてデモンストレーションを展開。同時に背後には海保のボートが集まってきた。

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目の前に広がる立ち入り禁止を示す黄色いフロート。この写真の左右にさらに同じくらいの広さがあり、カメラに収まりきれない。その広大さが一目瞭然。

集会の最中、集会参加者の目の前でカヌーが数艇海保に身柄を確保され4000千人が一斉に、「不当な身柄拘束許さない」「仲間を返せ!」と抗議の声を挙げた。

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4千人の一斉抗議に、海保はしばらくして拘束したカヌーを解放した。

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会場の瀬嵩 浜に降りる入口に、読谷在住の彫刻家・金城実さんの作品が展示され、参加者を歓迎。

 

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名もない草花(私が知らないだけだが…)も共に参加。開会前の瀬嵩浜は静寂そのもの、その前に広がる生物多様性豊かな大浦湾に、耐用年数200年の巨大な基地ができ、騒音と環境破壊を永遠にまき散らすことは絶対に許されない。

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実行委員会では、4月の県民集会を、サンフランシスコ条約が発効し、沖縄が切り離された屈辱の日・4月28日に辺野古で、5月は復帰記念平和行進に合わせて5月17日(日)に那覇市のセルラースタジアムで、1万人集会を予定している。

 

 

 

2015年3月21日リンクURL

「そうだ、村上さんに聞いてみよう」

このところ、買ってまだ2年ほどの腕時計が
よく狂うので困っている。
狂いが大きいときは一日に2~3時間(どうもときどき眠っているらしい)、小さいときは5分程度。毎朝テレビのタイマーにあわせてから出かけているが、これではほぼ時計としての用をなさないと言ってもいい。

そんな折、行きつけの美容室で、面白いタイトルの本に遭遇。
そのなかに、いまの私にぴったりの項目を見つけて、思わずニヤッとしてしまった。

「村上さん」とは、あの世界的なベストセラー作家村上春樹氏のことだ。
彼のホームページに「どんな質問にも答えます」というので
メールで質問をすると、必ず答えが返ってくる「なんでも相談室」というコーナーがあるらしい。(いまもあるかどうかはわからない。かなり古そうな本だった)

その質疑応答の一部が本になったのが「そうだ、村上さんに聞いてみよう」(朝日新聞社刊)である。

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実に硬軟さまざまな質問がある。
「カラオケには行きますか?」というものから、「ベランダに裸の女性が出てきたら、どうする?」とか「なぜナプキンというのか?」などなど。

それらの質問に、村上さんは、ときには真面目に、ときには冗談でごまかして、ときには「知っていても言いません」と、粋に楽しく答えている。

どの答えも傑作だけど、私をニャッとさせたのは20歳の大学生のこんな質問。

「家には、部屋ごとにいくつもの時計があるが
どういうわけか、家中のどの時計もいつも狂っている。何度合わせても狂うので、今ではもう放ってある。なぜ我が家の時計はこんなにも狂うのか?村上さんもこんな経験ありますか?」

村上さんの答えが楽しい。
『こんにちは。何でも相談室の村上です。
僕は、あなたのご一家は時計につけ込まれているのだと思います。機械というものはけっこう人の顔を見て態度を決めるものです。一度、すべての時計を一か所に集めて、こんこんと説教してやるといいと思います。「このままじゃ、ただではすまさないぞ!」と、きっぱりとした口調で(笑ったりしたらいけません)言い聞かせると、割と簡単に改心します。やってみてください。やるのは月初めか、月末がいいようです』

この質問者が、村上さんの回答の通り実践したかどうかは知りません。
が、私はやりましたよ。
時計を握った手を胸にあて、こんこんと諭した。「あなたの本来の役割は正確に時を刻むことだ。なのに今の状況はどうしたことだ。このままではあなたを捨てなければならない。どうかちゃんと自分の仕事をしてくれ!」と。

私の腕時計~正確です

私の腕時計~正確です

その結果ですか?
想像にお任せします。

2015年3月20日リンクURL