今日2月15日の辺野古~沖縄とつながろう!

水曜日は集中行動日で300名近くの人たちが3つのゲートに分かれて抗議行動を行った。

工事用ゲートを中心に、米兵と軍車両が出入りするメインゲート、そして会場作業員が出入りする第二ゲートの三か所。

 弾薬庫への出入り口でもある第二ゲート。火器類を積載して、何の防護対策もないまま、県道を我が物顔に走る米軍車。危険極まりないが何のお咎めもない。

 火器搭載のマークを付けた米軍車両に基地の外に出ないよう抗議。

20分ほどすると機動隊が抗議の市民を排除にかかったので、抵抗してゲート入り口にダイイン。それでも10分ほどで排除されてしまう。

工事用ゲートの前では、県外から参加した人たちなどがそれぞれにあいさつした。

昨年、コンクリートミキサー車でやってきた生コン組合の皆さんが、「沖縄とつながろう!全国キャラバン!」を展開中とのこと。キャラバンカーと共に、力強い報告をした。↑↓

 

熊本県からも、「この目で沖縄の闘いを直に見たい」と、炭鉱の町からやってきた。↓

この青年たちは、台湾からの交換留学生。「台湾の大学の恩師がよく辺野古など沖縄の話をしてくれたので、一度は来たいと思っていた」と。↓

「米軍基地建設反対!」と書かれた ニュージーランドの国旗を持った若い女性は札幌から。札幌雪祭りで出会ったニュージーランドの人からこの小旗を託された。これをどうしても沖縄に届けたかった」↑

埼玉から来た女性二人。地元でも沖縄に繋がる活動をしている。

沖縄とのつながりも古く深い車いすの女性。「戦争になると私たちのような障害を持つ者が、戦争遂行の邪魔になるとして、真っ先に抹殺される」と訴えた。

<権力はミミッチイことがお好き>

 辺野古のゲート前にはトイレがない。長時間座り込みに参加する人たちのために、随時トイレや買い物のための送迎車が運行しているが、警察は、この送迎車に乗り降りするための一時停車を認めないと、パトカーで追いかけまわし警告をするようになった。

送迎車が動けないようと、2台のパトカーで挟み撃ちにしたので、みんなで抗議し、一時騒然となった。

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この日はいつもより早めにゲート前行動を切り上げ、午後四時から沖縄防衛局前で行われた抗議集会に参加した。

平日の午後にも関わらず、200名近くが参集した。防衛局長あての集会の決議文を、高里鈴代・島ぐるみ会議共同代表が直接手渡した。

2017年2月16日リンクURL

女たちの安保法制違憲訴訟始まる~女性たちが軍隊の性暴力に晒される

安保法は憲法に違反していると、全国各地で違憲訴訟が行われているが、女性たちが訴えた「女たちの安保法制違憲訴訟が、11日、東京地裁で始まった。

特に沖縄からは、米軍の長期駐留によってもたらされた、軍隊による女性へのすさまじい性暴力の実態を明らかにし、「安保法によって、さらに女性たちが暴力に晒される」と、基地軍隊を許さない行動する女たちの会・共同代表の高里鈴代さんが、意見陳述を行った。

                      <沖縄タイムスより>

2017年2月13日リンクURL

トンブロック投下続く~今日(2月8日)の辺野古

ついにコンクリートブロックの海中投下が始まったとの報に、連日多くの人たちが、辺野古ゲート前に駆けつけている。

朝6時、平和市民連絡会のチャーターバスで辺野古へ向かうと、7時過ぎにゲート前に到着する。集会はすでに始まっていた(7時開始)。
水、木は集中行動日なので250人以上の人々が集まり、工事用ゲート、メインゲート、第二ゲートの3か所に分かれて抗議行動を行った。

                     (工事用ゲート前)

座り込みの中心は工事用ゲート。工事に関連する車両が入るのをみんなで止める。
メインゲートは、主に米兵の出勤や、演習ために出入りする軍用車両を止める。        第二ゲートは、大浦湾に近いため、海上での作業員出入り口として使われる。

                      (メインゲート前)

本来なら沖縄県の許可なしではできないはずの海中へのブロック投下を、防衛局は手続きを無視し、県側の再三の忠告も聞かず、昨日(7日)ついに開始した。

防衛省は、海上作業による海水の汚濁防止用幕を固定する重りの役目をする大型のコンクリートブロックを、4~5月いっぱいまでに228個海中に沈める作業と、昨年3月から中断していた海底ボーリング調査の残り一か所を行うとしている。

今日は抗議の人数が多かったこともあり、ゲートからの工事車両の侵入はなかったが、海上では、カヌー14艇、抗議船2隻、ゴムボート1隻が「ブロック投下やめろ」「海を壊すな」と抗議の声をあげた。が、数に勝る海保に阻まれ、ブロック投下を止められなかったとのこと。

 ベテランズ・フォー・ピース(平和を求める退役軍人の会)沖縄支部の皆さん。元海兵隊のダグラス・スミスさんは、「金網の中の人たちを敵視するだけでなく、あの人たちにも真の平和の行動を働きかけてください」と訴えた。「本当のことがわかれば、兵士たちも変わることができる。その証明が私たちです。かつては、あの金網の中で、正義のためだと思って働いていた。でも違うと気が付いて、変わったのです」

元自衛隊のパイロットだったOさんは、”なぜオスプレイが落ちるのか”を分かりやすく紙芝居で表現して話題を呼んだ。「私はこの一言だけ言います。戦争で栄えた国はありません。軍備を整えて幸せになった国はありません」と。

辺野古へは、宗教関係者もたくさんおいでになる。今日は広島、佐賀、岐阜から本願寺派のお坊さんが3人。「抑止力のために軍事力を強めるとはよく言われるが、それは違う。仏教の経典にこんな教えがある。危険があるから武器を持ったのではない。武器を持ったから危険になった」

            私たち一人ひとりは、微力だけれど、無力ではない

いつも学びの多い辺野古ゲート前である。

昼食時間には、差し入れの甘~いぜんざいと暖かい野菜の味噌汁が振舞われた。

 

 

 

 

 

花壇のコスモスも、差し入れの白い菊の花も清々しい948日目の辺野古ゲート前でした。

                       <2017年2月8日>

2017年2月8日リンクURL