博治さんお帰りなさい! ~ 2月26日の辺野古

 先日(25日)をピークに寒さが峠を越したとのこと。那覇は最高気温が20度。とは言っても、沖縄の者には充分寒い。私個人にとっては体調のこともあって今年は特にそう感じる冬だった。

 辺野古へ向かうバスの中から東の海に昇る朝日に照らされて、雲が見惚れるほど美しかった。

 しかし、金武湾には宮城島から土砂を運ぶ運搬船が何隻も浮かぶ。はるか50年も前のCTS構想の名残で居並ぶ原油貯蔵タンクと共に、便宜、金儲けと引き換えに破壊された自然の姿である。胸が苦しくなる。

 辺野古テントに着くと、すぐに歩いて工事用ゲートに向かった。およそ20分歩く県道の両脇は、新基地関連工事で日々自然破壊が進む。

 水曜日としては久しぶりに大城敬人名護市議会議員、山城博治さんの姿も見える。


 

 機動隊の排除の最中、ほぼ2年ぶりに現場復帰した山城博治さんを励ます大城敬人の姿に胸が熱くなる。さすがに機動隊も二人を避けて…。

 今日も「特殊車両誘導中」の違法ダンプの横行が目についた。市民がいくら訴えても是正されない。(白ナンバーダンプは、今週初めからいなくなったという)

 一回目の座り込みを終えテントに戻ると、大量のサーターアンダギーの差し入れが待っていた。

 座り込み行動へのこうした支援が、めげそうな気持を支えてくれる。朝食抜きのすきっ腹に美味しさが滲みて「ああ!やっぱりガンバロウ!」と元気をもらった。

 このところ韓国からの若い人たちの参加が多くなっている。今日も若い女性がやって来た。「平和のために闘う皆さんの活動に敬意を表します。辺野古新基地建設によって、珊瑚やジュゴンが死滅し、美しい海が戦争の基地にされることに、強く反対します。

 かつて日本とアメリカが起こした戦争の後始末(遺骨の収集など)も済んでいないのに、また日本とアメリカのための米軍基地をつくることは、沖縄戦で犠牲になった方々を二度、三度と殺すことになります。反環境的、反倫理的、反平和的な辺野古新基地建設は直ちに中止すべきです。これ以上平和の島を戦場にしないでください。美しい島を米軍基地にしてはいけません。沖縄は沖縄の人々のものです」

 徹底した民主化教育の進む韓国の若者・国民に、民主主義、人権後進国の日本人は学ばなければと、つくづく思うこの頃である。

 今週初めから現場復帰を宣言した山城博治さん。「今日はまずご挨拶」と穏やかにマイクを握ったが、またあの力強い「ひろじ節」が辺野古への空に響くことだろう。

  私はこの後、別日程のため辺野古を後にしたが、この間に那覇からの2台目のバスも到着。県外からの参加者も続々やってきた。2回目の座り込みは朝の倍の人数が座り込むであろう。

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

今週土曜日(3月1日)は第48回 県民大行動の日

日時:2025年3月1日(土) 11時〜12時
場所:辺野古ゲート前
 *天候不良や新型コロナ等の感染状況により急遽中止もあります、ご了承ください
主催:オール沖縄会議


那覇か貸切バスのご案内:
県民大行動に参加されるみなさん、どうぞご利用ください。

1)「平和市民連絡会」大型バス。要予約。
2)「島ぐるみ会議」マイクロバス。予約不要。

ともに、県庁前・県民広場 9:00発

 

 

2025年2月27日リンクURL

伊波洋一参議院議員国会報告会 ~ 沖縄を戦場にさせないために

 昨日(22日)は、参議院議員・伊波洋一さんの国会報告会に参加した。

 いつもながら、歯切れのいい弁舌には説得力がある。しっかりした根拠のある言葉は、国会質問(外交防衛委員会所属)でも、相手がタジタジになることで定評がある。

 台湾有事がいかにまやかしであるか、よくわる内容だった。

◆中国は日本を攻撃しない。日本から先に攻撃を仕掛けない限り。

◆アメリカが、中国を戦争に引っ張り出すために、台湾有事をあおり、日本を「戦争を仕掛ける国」に造り変えた。

◆たとえ、日本が中国と戦うことになっても、アメリカは日本を守るために闘うことはない。それは日米でしっかり確認し合っている。ウクライナのようにアメリカの代理戦争をさせられる。

◆安保三文書「防衛力整備計画」では「台湾有事」における、日本全国の戦場化を想定している。

◆日本の未来を、米軍戦略に委ねてはならない。米軍戦略には「戦争」以外の選択肢はなく、和平実現にへの対話や外交は排除されている。

 それでも、国民の暮らしを切り捨てて、米のご機嫌取りで軍拡にひた走る日本。この国の子どもたちに未来はあるのだろうか?

 

2025年2月23日リンクURL

座り込みを続ける私たちの姿は神々しいでしょう! ~ 2月19日の辺野古

 いつもの水曜日、2~3日暖かい日があってほっとしたが、前日(18日)からまた寒さがぶり返した。行きつ戻りつして春はやってくるようだ。

 幸いお天気は良さそう。沖縄自動車道に乗る頃には東の空にお日様も顔を出した。

 メインゲート前のテントに着くと、木々の向こうににょきっとサンドコンパクション工事船の三本柱が二つも顔を出している。こんなに近くに見えるとは!さすがに度肝をぬがれた。


 徒歩で20分ほどの工事用ゲートまで歩きながら、金網の隙間から大浦湾を覗く。工事船は、稼働はしていない。全部で5隻いるそうだ。稼働はしていなくても経費は支払われる。しかも工事船の大浦湾の深さに合わせるための改造費も国が支払っている。

 本日一回目、寒いこともあって朝は参加者少なめ。20人余で座り込んだ。

水曜日の現場リーダー・高里鈴代さんの第一声「寒さにも負けず、こうして何年も座り込みを続ける私たちの姿は神々しいでしょう!」(賛同の声と拍手)

 ヘリ基地反対協の安次富さん。「前日から体調が悪く、今朝は怠けようかと思ったが、皆さんの顔がチラついて寝ていられず、気合を入れて起きだして来た。 

 国会は税金の在り方をめぐって各政党がわが党を主張してせめぎ合っているが、そんなもの軍事費を削ればすべて解決する。辺野古の新基地建設はその一つ。なぜ軍事費・思いやり予算は問題にならないのか?」

まさにおっしゃる通り。辺野古関連の警備費だけで、一日2000万円なんて馬鹿げている。県警の分も入れるとさらに膨れ上がる。ワシントン事務所の予算で県議会がもめているが、これも解決する。 座り込む市民20人に対し、民間警備員40名に県警十数人、何という構図だろうか! 

 

 

 

 

 

 1回目の座り込みの後やって来たのはいとまん島ぐるみの皆さん。毎週火曜日、地域でのスタンデイングは今週で421回を数えたという。お得意の三味線と歌で場を盛り上げた。 

 京都からはキリスト教会関係のグループ10名。

 那覇から2台目のバスも到着して、正午前2回目は総勢40名余が座り込んだ。

 

 

 

 

                「「ワタチも頑張るワン!」     でも、機動隊のおじさんたちはちょっと怖かった!」

今日も違法車両が、市民らの指摘を無視して、何台も入り続けた。

     少し減ったが、3回目も30名余で座り込んだ。

 目隠しのためにシートが張られた基地のフェンスに、グンバイヒルガオがまるで誰かが活けたかのように咲いていた。そこがどこであっても一生懸命生きる花(イノチ)は美しい。


 

 

 

不屈の座り込み3881日目の辺野古から。

 

2025年2月20日リンクURL