8日行われる追悼・抗議集会のゲストスピーカーとして招かれたアン・ライトさんが、集会を前に、遺体遺棄の現場を訪れ花束を捧げた。
アン・ライトさんは、元米陸軍大佐で外交官も務めたが、イラク戦争に反対してブッシュ大統領(当時)に抗議の手紙を出し、外交官を辞めた経歴を持つ。
現在は、ベテランズ・フォー・ピース(平和を求める退役軍人会)やコード・ピンクなど、国際的な平和運動に関わり、特に軍隊内の性暴力について、米政府や米軍を追及し、抗議活動を行っている。
現場に通じる入り口や県道沿いにたくさんの花や飲み物、メッセージが添えられた写真などが供えられていた。
この林の奥は、金網こそ見えないが、キャンプ・ハンセンの米軍実弾演習場であり、この道路は住民の生活道路を封鎖して、県道越えの実弾演習(1973年~1997年まで)をしていた象徴的な道県道である。海兵隊員であった容疑者にとっては、訓練で知り尽くした場所、だったのかもしれない。
周りを黒や白のアゲハチョウがひっきりなしに飛んできて、木々の間を舞い遊んでいた。喜んでくれたのだろうか。
アン・ライトさんを迎えての「追悼・抗議集会」は、今日この後6:30分から、教育福祉会館で行われる