名護市辺野古の新基地建設に反対する「沖縄建白書を実現し未来をひらく島ぐるみ会議」の訪米団が今日(15日)那覇空港から最初の訪問地のサンフランシスコに向け出発した。
メンバーは県内各島ぐるみ会議から派遣された地域代表を始め、県議、那覇市議、人権、環境の専門家、労組代表など26名。サンフランシスコとワシントンで、市民団体や労組、州議会、合衆国議会の有力議員、シンクタンクなどをたずね、新基地建設に対する沖縄の思いを伝え、辺野古断念を訴える。
メンバーのなかにはシールズ琉球の若者たちも。
空港で行われた出発式で、団長の呉屋守將金秀グループ会長は「沖縄は不当な差別、苦しみを受け、これ以上は我慢できないと米国で訴えたい」とあいさつした。
空港では、多くの支援する市民が訪米団を激励、見送った。