辺野古の海上で抵抗を続ける抗議船やカヌーを近づけないために張り巡らせれた立ち入り禁止区域を示すフロートが、
昨年は何度も沖縄を襲った台風で浜に打ち上げられたり、小さなカヌーが軽々乗り越えてしまうため、フロートの大きさを2倍近く大きくしたうえ、波に流されないよう重しにするためにだけ
十数トンから大きいものは40~50トンもあるセメントの塊をいくつもサンゴの海に無造作に投げ込んでいるのが、今の辺野古の海の状況である。
サンゴ礁の破壊が心配されたが、案の定、サンゴ礁にめり込むトンブロックの実態が、ヘリ基地反対協のダイビングチームの撮影によって明らかになった。
20トンでこれくらいなら、倍以上の50トンではどれくらいの破壊が起こるか想像に難くない。
押しつぶされたサンゴ礁の海底生物がはっきり写っている。
しかもこの工事は、前知事が承認した埋め立ての範囲外であり、もちろん環境アセスも行われていない。