9月24日の辺野古 ~ 立民国会議員団が視察

 辺野古に着く早々不快な思いにさせられた。座り込みに来た人たちが送迎車の降乗などに利用していた舗道の囲い込みが拡大され、小型バスがやっと止められるかどうかの状況になっていた。
 ここは元々、普段は使われていない基地ゲートへの引き込み部分で、舗道まで距離があり、かなりの広さがあった。座り込みに来た人たちの駐車場に使用されていたが、数年前突然、舗道すれすれにコンクリート製の大きな植え込みBOXが3個おかれ、駐車が出来ない状況になった。防衛局の悪意を感じた。

 さらに3年前水道工事と称して、塀で囲われた。それでも送迎車の乗り降りや、Uターン場所にすることが出来た。今度は舗道を半分も覆う形に塀の囲みが拡大されて、送迎車が止まると、人は車道にはみ出して歩くしかない。

 座り込み行動に参加する人々は、これまで2度駐車場所を追われている。

 座り込み一回目は20人足らず、毎週水曜日の常連たちばかり。炎天下の暑さは相変わらずだが、青い空が澄んで高く感じられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 一回目の座り込みが終わり、テントに戻った11時少し前、立憲民主党の国会議員団の一行14名が、メインゲート前のテントにやって来た。辺野古はじめ沖縄視察で、「地位協定の改定を目指す」とそれぞれが一言挨拶。次の日程があるからと10分くらいで去って行った。座り込みには参加しないという。ここまで来て座り込みに参加しないのは残念だ。5分でも10分でも私たち市民と一緒に座り込んでほしかった。そうしなければ、夏の炎天下や寒い冬の日、大雨でも毎日座り込む県民の気持ちを、本当にわかったとはいえないであろう。

 立憲の議員さんたちと入れ替わるように韓国からの「琉球・平和旅行団」の皆さん(11人)が到着。戒厳令を発令しようとした前大統領を失脚させ、民主々義を守った闘いや、光州事件を民衆の力で闘い通した方々だという。見習いたいものだ。 

正午前、2回目の座り込みには韓国の皆さんも一緒に座り込んだ。

私はこの後沖縄市で次の日程があり辺野古を後にしなければならなかったため、韓国の皆さんから、沖縄の人たちと一緒に座り込んだ感想を聞くことが出来なかったが、元気に歌い踊って、沖縄の人たちを激励し、さらに埋め立て土砂を搬出している宮城島の抗議現場に向かったという。

カムサハムニダ(감사합니다)

 

 

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