4日は、多くの人にとっては「仕事はじめ」だったことであろう。私たち辺野古歩っちゃー(辺野古通い人)の2023年は辺野古から始まった。
昨年末の座り込みの締めくくりを務めたのは水曜日担当の平和市民連絡会だったが、新年のトップランナーもまた平和市民連絡会が担うことになった。
4日は11時から、糸満市の鉱山で遺骨交じりの土砂採掘に抗議する緊急集会があり、ゲート前は参加者が減るのではないかと思われたが、ハチウクシーとあって、いつもと変わらない人数(30~40人)が参加した。
島袋文子さん、大城敬人さんも元気に参加。新しい年のスタートに当たって、参加者が一人ひとりマイクを握り、新年の抱負と闘い抜く決意を語った。
11:00前の第四ゲート。県警は交通渋滞の予防と称して、まだダンプが来ていないにも関わらず、「道交法違反」として、座り込んでいる抗議の人たちを排除した。
琉球セメントのコンクリートミキサー車や土砂を積んだダンプ3台に「初荷」の横幕。そこには「郷土の資源で郷土をつくる」と記されてあった。ふるさとの山や森を壊して作ったコンクリートや土砂で、さらに「郷土の海・山を破壊」しているのは誰だ!
ダンプが入って行った先の海や山では、今日も自然破壊が進んでいる。
正午前の座り込み、参加者はさらに増えて40人を超えた。
3:00前の三回目の座り込み。糸満の集会からさらに辺野古へとやってきた人もいた。
県外から春休みを利用してやってきたという小学校教師のカップル。子どもたちに沖縄のことを話したいが、新聞などの情報だけでは心もとないので、と。最初は道路向かいで見学していたが、2回目はみんなと一緒にゲート前に座り込んだ。胸に響く何かがあったのであろう。
基地の中に飾られたオブジェ。「付近の海岸で拾ったゴミでつくった」と表示されている。
この基地に駐留する軍隊よ!「あなたたちこそ沖縄にとって、いやこの地球にとって最大のゴミだ!」
テント横の花壇に咲く庚申バラ(沖縄在来種のバラ)。どんなに端正で豪華なバラの花より、私は、野性味あふれるこのバラの趣が好き。