3月11日(土)は平和市民連絡会の学習会に参加。参議院議員の伊波洋一さんが「沖縄を再び いくさば(戦場)させるな! ~ 米軍の『台湾有事』戦略に翻弄される日本と沖縄」と題して講演した。
伊波洋一さんは、これまで参議院外交防衛員会で、一早く「南西諸島への陸自地対艦ミサイル部隊配備などの新基地建設は、アメリカが東アジア覇権を維持するための台湾防衛戦略に日本を関与させ、日米共同で中国の『台湾有事』に対処しようとするもので、尖閣防衛のためではない」と指摘。中国との懸案事項は粘り強い日中外交交渉よるべきでアメリカの軍事力に頼るべきでない。と訴えてきた。
その上で、一番の解決策は、日中国交回復時に戻って、尖閣問題を棚上げにすることに合意し、これまでに日中で合意された案件を大切にして日中平和友好条約を維持できるようにすることだと主張してきた。
講演会には、70名余の市民が耳を傾け、質疑応答も活発に行われた。
講演会の模様は、YouTubeで視聴することが出来る。
第2回目は3月5日(土)、徳田博人琉球大学教授と北上田毅さんを講師に、辺野古をめぐる法的、技術的な問題について学ぶ。
第3回目は、3月26日(土)に山城博治さんの講演が予定されている。
時間はいずれも、午後2時~5時、会場:八汐荘屋良ホール