米軍ヘリの墜落事故で
一時延期されていたオスプレイの追加配備が12日再開され、 普天間基地に9機が飛来した。
野嵩ゲートで抗議集会を行なっている住民を避けるかのように、 今回は南側から普天間基地に侵入、着陸したため
私たちは、悪魔が羽を広げたような黒い機体をこの目で確認することはできなかったが、
基地周辺のいくつもの監視地点から、刻々と入る
「オスプレイ飛来!」の情報に、悔しさに胸が押しつぶされ、涙がこみ上げた。
安倍政権が圧勝した参議院選後
米軍基地ゲートを守備する県警の警察官の
住民の抗議行動に対する圧力も攻撃的になり、
けが人、逮捕者もでる状況が生まれている。
12日も、住民側にけが人が出て救急車が出動した。
元教師だった参加者の一人は、「あの中(警察官)に教え子がいる」と小さくつぶやいて涙ぐんた。
5日に起きた空軍ヘリの墜落事故からわずか一週間、
原因究明も事故の状況説明もなにもないままのオスプレイ追加配備の再開に
県民の不安と怒りは増すばかりである。