子どもに安全な水、次世代に豊かな自然と島の暮らしを! ~ 有機フッ素化合物・PFOS汚染抗議集会

 23日(火)は、嘉手納町の防衛局前で開催されたPFOS汚染抗議集会に参加した。時間的余裕がないので、集会のアピール文と主に写真を紹介して報告としたい。

 集会は、100人余が参加して海勢頭豊さんのミニコンサートで始まり、今回有害な有機フッ素化合物が高濃度で検出され問題となった北谷浄水場から水道水の供給を受けている那覇市をはじめ中部市町村からの現状と行動計画の報告、環境専門家や国会議員などからの問題提起など、約2時間にわたって行われた。

 

  各地でこの問題に取り組む人たちは、汚染元の基地内へ調査で立ち入る許可を求めていることと、市民の全員の、それが無理ならせめてせめて子供たちの健康調査を実施するようするよう、国や県、市町村に求めているが、まだ何も実現していない。

 集会の最後は、毎週普天間基地野嵩ゲート前でゴスペルを歌って米兵たちに共感を訴えている「ゴスペルを歌う会」の皆さんの歌で締めくくられた。

 会場への行き帰り嘉手納基地の横を通る。延々と続く金網に広大さを改めて思うととともに、基地の周辺は電線・電柱がなく、空が広いことに気づいた。本来「この空は私たち住民のものだ!」と、大きな声で叫びたくなる。

 

 

2021年11月25日リンクURL