悪い政治家は、投票しない善良な市民によって選ばれる

投票日前日20日付け、琉球新報のコラム「金口木舌」の一節である。

まさにその通りになってしまった参院選

日銀那覇支店のシーサー

日銀那覇支店のシーサー

日本国民は、原発の再稼働、平和憲法の改悪への道、アメリカの食い物にされるTPPを 認める選択をした。

「金口木舌」はいう

<政治不信を言う前に>(前書き略)
 ◆各党、各候補者の目配りはどうなっているか。選挙戦で憲法や基地、経済など主要な争点には光が当たり有権者の目を引く。福祉や  子育て、働く場の確保など暮らしにもきちんと光を当てているだろうか

◆働きたくても働けない、子どもたちの居場所がない、暮らしの中にこそゆがみは多い。だからこそ踏み荒らされた地面をならすように、政治の力でゆがんだ道を粘り強く修復してもらいたい

◆「変わるんだ、というところを政治が見せてほしい」。本紙17日付の参院選若者座談会で出席者の一人がこう語っていた。政治家は若者の期待に応えねばならない

◆「悪い政治家は、投票しない善良な市民によって選ばれる」。アメリカにこんなことわざがある。「政治不信」を表明するだけでなく、県民の代表を選ぶ権利をしっかり行使しよう。「よりよい未来」を築くのは一人一人の行動だ。

しかし、投票率は50%台だった。
国民の二人に一人は投票しなかったのだ。

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愛の反対語は無関心である」
と言ったマザー.テレサの言葉が思い起こされる。

この言葉は、すべての物事に通ずる真理であると思う。

2013年7月22日リンクURL