名護市民の命の水ガメ「辺野古ダム」。ダムから流れ出て、辺野古新基地埋め立て予定地の海に注ぐ美謝川の切り替えをしなければ、埋め立て工事を始めることはできない。
その方法をめぐって、防衛局は計画を二転三転させてきた。今回の設計変更による工事を始めるには、名護市との協議を経なければならないが、協議をしないまま工事のためのボーリング調査を開始した。
名護市管理の辺野古ダムに、勝手に汚濁防止膜を張り巡らし(調査によってダムの水が濁ることを認識していることになる)、周辺の伐採を始めたという。
2日は、一回目の座り込みの後、みんなで歩いて10分ほどの現場(第二ゲート前)に移動して、抗議を行うことになった。
抗議行動を見越して、すでに立ち入りに対する警告と縄が張り巡らされている。
平和市民連絡会の北上田さんが、違法工事の状況を説明。市民らの抗議に防衛局は「本格的な工事ではなく調査なので、名護市との協議の必要はない」と詭弁を弄し、
名護市長にも、美謝川の河口変更を認めないよう、辺野古有志の会などが抗議と要請しているが、新基地容認派の現市長は「国からの協議の要請があれば応じるが、なければ、対応できない」と、防衛局と口裏を合わせ、黙認を決め込んでいるという。
第二ゲート前で集会を開き、抗議の声を上げた。