コロナの感染拡大を避けるため、昨日4日からやむなく休止となった辺野古新基地建設関連の抗議行動。しかし、工事は止まったわけではないので、各曜日の担当グループが監視活動は行うこととなった。
水曜日担当の平和市民連絡会の一員として、仲間の車で辺野古へ向かう。
早朝の沖縄自動車道は、霧に包まれ、昇ってきた太陽が、「月か?」と見間違うほど朧にかすんで、大きく見える。
そういえば昨夜は満月だった。忙しさに紛れて、満月を拝むことも忘れていたと気が付き、改めてお月様を眺めるつもりで、霧にかすむ太陽を見つめ直した。
(※沖縄気象台によると、今日のカスミは霧ではなく、地上のちりやほこりなどの乾いた微粒子が大気中に舞って視界が悪くなる「煙霧」現象とのこと)
8:00、いつもより早めに辺野古到着。私たち以外に誰もいない。
テント横の花壇に涼し気に咲く白い草花が出迎えてくれた。
「抗議行動休止」とは言っても、やはり10名余が座りこんだ。ソーシャルディスタンスを守ると、10名でも狭いようなゲート前である。
一部は道路向かいでプラカードを掲げ、道行く車に「新基地建設反対」をアピール!
かっきり9時には工事車両の行列ができた。
接触を避けるため、「機動隊の移動要請には抵抗しない」方針を守ると、ものの10分もたたずしてゲートを明け渡すこととなる。
一回目の9:00の搬入では、生コン車を含む工事車両76台が入っていくのを、悔しい思いで見つめた。
正午の2日目の搬入までの間は休息を兼てテントの下で待機。いつもなら参加者それぞれの話を聞いたり、歌や踊りもあって、時間が足りないくらいだが、今日はそれもなく、時間を持て余した。
冷やソーメンの差し入れがあり、早速おやつタイムとなった。
美味しい冷やソーメンで元気をつけて、二度目の座り込み。
今日はやけに琉球セメントの生コン車が目についた。
3:00の三度目にはかなり人数も減って!
今日入った工事車両は総計189台。約半数が生コン車だった。
今日も暑い一日だったが、辺野古の集落の民家に咲く崑崙花(八重咲)に癒されて…。