辺野古座り込み抗議行動、断腸の思いで休止 ~ 8月4日から18日

 オール沖縄会議は、1日に沖縄県が独自に緊急事態宣言を発令したことから、辺野古新基地建設に関する抗議行動を休止することを決断した。工事自体は止まらない中で、抗議行動を休止することは「断腸の思いだが、座り込みに参加する人たちの命を守ることを優先する」としている。 休止期間は、とりあえず今日(4日)から18日まで。

以下のような文書が、傘下の団体、グループへとどいた。

 2020年8月3日

抗議活動の休止について

 オール沖縄会議として8月4日(火)~18日(火)の抗議活動を休止します。

 7月31日(金)、沖縄県が緊急事態宣言を出しました。県内では7月に入り新規感染者が253人、これまでの累計が517人となり爆発的に拡大しています。

 この状況を踏まえて、オール沖縄会議として当面の抗議行動について、県民会議ゲート前責任4団体と事務局で緊急の合同会議を持ちました。

 新基地建設に向けた工事の強行が続く中、(キャンプシュワブだけが感染状況の公表がなし)での休止は断腸の思いですが、抗議の現場から誰一人感染者を出さないために決断しました。

 なお、オール沖縄会議は、基地の内外での感染拡大を防ぐため、軍人、軍属や基地従業員の基地との出入りが止まるよう、沖縄県が日米両政府に対して建設中止と基地閉鎖を求めるよう要請を行います。

 急な決定ではありますが、みなさまのご理解・ご協力をお願いいたします。

 

※抗議行動再開は、緊急事態宣言開示予後の会議で決定し、そのその翌々日(決定日に活動再開を準備)からとします。

<追記> ただし、工事は継続しているので、監視活動は継続して行われる。前回の自粛期間中と同じく、各曜日の責任を担当する団体・グループが担うことっとなった。

 

 

 

2020年8月4日リンクURL