違法監視カメラに抗議! ~ 今日(7月22日)の辺野古

  7:00那覇発の辺野古バスに乗り、8:30辺野古着。今日も暑くなりそうだ。

辺野古へ行く日は、悲しいかな!天気が良すぎるのもあまりうれしくはない。今日はそんな日だった。

 

 

 米軍基地内でコロナ感染が広がり、辺野古での抗議行動を束ねるオール沖縄会議では、ゲート前での感染予防に最大限の注意を払っている。ソーシャルディスタンスを1メートル以上取ること、マスク着用厳守、水分補給にMyボトルを持参のこと、バスの中では二人掛けシートに一人で交互になるように座る。機動隊の排除される前に自ら移動する。マイクを使用する場合は、話し手が変わるごとに消毒する。県外からの参加は当分仕替えていただく、etc…。


 そんな中で問題になったのは、民間警備会社であるテイコク警備員が数日前から胸に小型カメラを装備して、市民の抗議行動を撮影するようになったことである。「違法であり、人権侵害だ」と抗議しても無反応を貫く態度は、コロナ対策のマスクをしないことも同じ!今日も山城博治さんが、改めて抗議、「今日午後4時から、オール沖縄会議と、県出身国会議員団が防衛局にテイコクの警備員にマスクをさせることとカメラの装着をやめさせるよう抗議に行くことになった」と報告した。

 ゲート前には常に20人ほどのテイコクの警備員が居並ぶが、一人おきに胸にカメラをつけている。映像だけでなく、音声も収録可能なカメラで、抗議する人々の発言はすべて収録できる仕組みのようである。

 たとえ警察であろうとも、「勝手に一般市民を撮影することは違法」と裁判の判例もある。一民間会社にこんなことが許されるのか?もし、工事の発注者である沖縄防衛局の指示なら、さらに大きな問題である。

 1回目の搬入が終わり、メインゲート前のテントに戻って集会を続けていると、今度は向かいの金網の中から、軍警が人々の発言をカメラで撮影、発言内容をメモっている姿が見られた。(いつものことではあるが…)

この日も、1回目の9:00に100台、2回目の12:00に81台、3回目の15:00には54台と、計235台資材搬入車が入ったということです。その内90台が生コンミキサー車で、辺野古側の現在進められている埋立の護岸のかさ上げのためのコンクリート用とみられている。

 今日も子ヤギちゃんたちが慰問に来てくれた。三つ子のうち2匹が交代で、毎日ゲート前にやってくる。まだ名前はないそうだ。

 

 

 

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