辺野古埋め立て土砂 本土がさらに沖縄を蹂躙する ~ 今日(2月6日)の安和水曜大行動

毎週水曜日は、埋め立て土砂を搬出している安和の琉球セメントの桟橋で重点的に抗議行動を行っている。今日も早朝6時半出発のバスで安和に向かった。

やんばるのサンゴ礁の海は、今日も悲しくなるほど青く澄んで美しい。人間の愚かさを吸い込んで清めてほしいと祈りたくなる。

 

 

抗議行動が激しくなると、県警の警備も執拗になってくる。抗議参加者の車を検問、免許証の提示を求める。嫌がらせ?脅し?

安和では、辺野古ゲート前のように座り込むのではなく、桟橋のゲート前を、信号に従って歩行者としてひたすら歩くだけの順法闘争。それによって桟橋に向けて右折して入ってくるダンプの数を三分の一程度に減らせる。それでも土砂を積んだトラックが信号を無視して突っ込んでくる。

よく観察していると、信号を無視して乱暴な運転をする車の会社はだいたい決まっているようだ。会社名もいかにもそれらしい。

 こんなボロっちいダンプまで総動員している。これで車検が通るのか?整備不良車ではないのか!

のろのろ歩きとはいえ、歩き通しは結構体力を消耗する。一時間か一時間半に一回、給水休憩を兼て5分から10分のミニ集会が行われた。今日は県外から参加の人たちも多かった。

県名は聞き逃したが、数名の女性グループで参加したこの女性が住む県では、来る16日に辺野古派遣支援基金を立ち上げ、「辺野古へ座り込みに行きたい」いう人を経済的に支援、継続的に人を送り出すという。素晴らしい!

神奈川県からは16名で参加。昨日は辺野古で座り込んだという。

全国辺野古土砂搬出反対協の共同代表・阿部悦子さん。沖縄県の土砂条例を改正して厳しくするよう県議会や知事に要請するのため来県。「辺野古の埋め立てに使う土砂の75%が県外から運ばれる。本土から土砂が運ばれるということは、さらに本土が沖縄を蹂躙することになる。絶対に搬出させないと、私たちも頑張っているが、有害な特定有害生物を規制する土砂条例に罰則を加えるなど厳しくすれば、さらに大きな力になる」と。

 

工夫を凝らした抗議のゼッケンは、怒りで荒みがちな目と心を楽しませてくれる。

海洋博記念公園が近いこの国道は、ひっきりなしに観光バスが行き来する。修学旅行の高校生たちがバスのガラス越しに手を振ってくれた。

海では、土砂を積んだ運搬船を離岸させないよう16艇のカヌーチーム・辺野古ブルーが頑張っていた。2:30、トラックの搬入が終わったので、今度は海岸からカヌーチームに声援を届けた。「カヌーチームがんばれ!辺野古ブルーがんばれ!」

2019年2月6日リンクURL