「第2回米朝会談は沖縄で! 」 ~ 今日(1月19日)の辺野古

6:30まだ真っ暗な中、那覇を出発。高速道路(沖縄自動車道)の中城を過ぎたあたりから日の出の気配がしてくる。

伊芸サービスエリアで休息。東の空に初日の出のようなでっかい太陽が昇ってきた。

<7:40、辺野古ゲート前に到着>

県外から参加の女性三人組、座り込みを前に「頑張るぞ!」と気合を入れて記念撮影。

 フェンス沿いのプランターの花が、植え替えられて色鮮やかに元気を取り戻していた。

テントスタッフによると、今日は、工事車両の動きがまだ確認されないという。県警機動隊もまだやってこない。それでも9時前にはゲート前で座り込みを開始。

100名近くが坐りこんだ。東京、京都、大阪、群馬など県外からの参加者も多い。いつもなら、私たちの後ろにずらっと30人は並ぶアルソックの警備員も今日は数名しかいない。今日はトラックの搬入はなさそうだ。

琉球セメントの安和桟橋でも、土砂の搬入の動きはないとの報告。

しかし、辺野古の海のほうでは、土砂を積んだ船3隻が大浦湾に入り、カヌー10隻と抗議船3隻が抗議行動を展開中とのこと。冷え込んだ海上で、海保に海に突き落とされ拘束されてもなお、何度も何度も体制を立て直して立ち向かっていくカヌー隊の決死の姿に頭が下がる。

今日は工事用ゲートからのトラックによる土砂の搬入はないとの判断で、11時前にはテントに移っての集会に切り替えられ、参加した各島ぐるみやグループから地域での活動報告が行われた。

試験休み中なので、座り込みに来たという沖縄の大学で学ぶ県外出身の若者。「先月14日の土砂投入の瞬間を海上からこの目でしっかり見た。悔しかった。安倍政権のやり方はナチスのやり方と同じ。沖縄の闘いが、安部政権の本質をあぶりだし、全国の人たちを動かしていく原動力になる。あきらめてはならない」と。頼もしいい若者たちが増えている。

参加者の一人から興味深い提案があった。「日米同盟のそもそもの根源は、米ソ対立の最前線となった朝鮮戦争にある。冷戦構造が崩壊しても朝鮮戦争は停戦したまま今日に至っているが、昨年の米朝会談で朝鮮戦争が終結の方向に向かっている。

しかし、朝鮮戦争が終わってしまっては困るのが『戦争屋』の安倍政権。表立って反対とは言えないが、朝鮮戦争が続くよう画策、悪あがきをしているというのが今の状況。第2回の米朝会談の場所が選定中と言われている。いま、米朝会談の最適地は沖縄ではないだろうか?玉城知事からアメリカへぜひ提案してもらいたい」。この妙案に拍車が沸いた。

ゲート前行動は正午に終了。平和市民連絡会と那覇島ぐるみのバスは、午後1時半から那覇で行われた辺野古新基地反対県民投票連絡会の「那覇総支部大集会」に合流した。

安倍政権の県民投票つぶしを糾弾し、「安倍政権が最も恐れる県民投票を成功させ、辺野古NOの圧倒的民意を突き付けよう」と確認し合った。

 

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