相手候補は国家ぐるみで組織的に大々的に選挙戦をばく進しているのに対し、こちらデニー陣営は、小さなグループや個人が、細々ながらそれぞれが工夫を凝らし、必死に、でも楽しく、自主的に、デニーさんを応援している。
『どこにも「デニー」とは書いていないが、デニーの幟といっしょにどこまでもついていきます』とデザインの個人事務所を経営する若い男性が、車と横断幕をもって、市民グループがつくる選挙事務所に申し出てきた。
この車用のステッカーもこの方が手作りした。デザインし、印刷し、裏にマグネットを張って、一枚一枚カットして何百枚も作って配った。この熱い思いが届かないはずはない。