梅雨入り宣言とともに豪雨の沖縄。那覇・南部と宮古島に大雨洪水警報が出される中、辺野古へ。
5・15平和行進の名残で、今日も県外からの参加がかなりあった。月曜日は420人の座り込み、機動隊もなすすべがなく、9時の搬入は一台もなかったという。毎日400人いれば工事が完全に停められることが証明された。
傘をさし、雨具をつけていても中まで雨が沁み込み、ずぶぬれになる状況。それでもそれぞれ独自のスタイルで機動隊の排除に抵抗。全員排除するのに、いつもよりかなり時間がかかっていた。
民間警備のテイケイの皆さん。さすがに今日は雨具はつけているものの、頭はヘルメットのみで濡れるに任せていた。
コロナ禍でもマスクをさせなかったり、労働者を、このような状況で 働かせる会社の意図が、私にはどうしてもわからない。
毎週土曜日、大阪駅前でスタンディングをしているという東大阪平和人権連帯会議の元気で明るい女性たち。「現地に来なければわからないことが多い」と、定期的に沖縄へやってくる。「ブログでお顔出しても大丈夫ですか?」と聞けば「かまへん!かまへん!」と関西特有の明るさで即返事が返ってきた。
ますますひどくなる雨の中、正午前2度目の座り込み。
現場リーダーを真っ先に排除しようとする機動隊に、参加者が抗議、「その人は、現場の安全と統率の責任者です。みんなの安全を見届けるためにいます。排除するのは一番最後にしてください」
始まったばかりの梅雨。この先が思いやられる梅雨入り宣言初日の辺野古だったが、満開を迎えたイジュの花だけは生き生きと白く輝き、嬉しそうだった。