県民の安全より米軍を優先 ~ 国、訓練区域外の米軍機の低空飛行を容認

 米軍は、沖縄を人間の住む島とは思っていないようだ。傍若無人、やりたい放題は目に余るものがある。しかもそれを日本政府が「お好きなように!」と追認する。日本の沖縄に対する差別意識に乗っかって、「沖縄では何をしても許される」と、米軍は知っているのだ。

 その表れの一つが、昨年末から頻発している、訓練区域外の慶良間上空での低空飛行訓練だ。渡嘉敷・座間味両村長の抗議に対して岸防衛大臣は、「パイロットの技能維持向上を図る上で必要不可欠な要素であり、日米安保目的達成の重要な訓練だ」として容認する姿勢を示した。県民の間で反発の声が高まっている。

 

<9日 琉球新報より↑↓>

 

 

 

2021年1月10日リンクURL

決意も新たに 辺野古事始め ~ 今日(1月6日)の辺野古

 政府はコロナ対策で、民間企業に正月休みを最大11日まで取るよう勧めながら、自らは辺野古の工事を早々と正月4日から再開した。

 菅総理自身が「会食は4人以内で」と国民には言いながら、自らは大勢で、しかもはしご会食、30人以上の大宴会を開いた現職大臣もいるような国だから、推して知るべしか!

 辺野古へ着くと、ゲート前の風景が変わっていた。民間警備会社がテイケイ(帝国警備)から、アルソックに変わったという。

 微動だにせず、定規で測ったかのように整列し、身長もそろえ、話しかけても表情一つ変えなかった軍隊式のテイケイとは打って変わって、アルソックの皆さんは、身長もまちまち、右向いている人がいるかと思えば、左を向いている人、後ろを振り返っている者あり、見事にデコボコ。何か和むというかホッとして、こちらもほほが緩む。ただ、制服の色が機動隊と全く同じで、遠目には区別がつきにくいのが玉にきず。機動隊がたくさんいるように見えてしまう。

 9:00、一回目の搬入には30名余で座り込んだ。年が改まっても、いつもの風景が展開された。

 「辺野古の海に、鉄筋はいらな~い!!!」

 12:00の二回目、15:00の三回目は40名余で座り込んだ。特に水曜日は、アルソックや機動隊も見守る?中、長蛇の列をつくるミキサー車やダンプを待たせたまま、まるでのど自慢大会のような歌上手たちが、次々と得意の喉で「辺野古抵抗の歌」を聞かせてくれる。

 どんなに機動隊に急かされても牛歩戦術で粘る女性。

 今年最初の水曜日、「あきらめない!」決意も新たに辺野古ゲート前行動を開始した。

 

 

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