<琉球新報の1月10日の記事より>
県外のメディアには載らないと思うので…。
平和市民連絡会の辺野古行バスは、今日から毎週水曜日は、埋め立て土砂の積出しが行われている琉球セメント安和桟橋へ行くことになった。
8時、安和に着くと、すでに港の入り口は機動隊に封鎖され、土砂を積んだトラックが列をなして港の中へ入っていた。
ただ、ここはトラックが港に入るには右左折、直進とも信号に従って進まなければならない。信号のない辺野古の工事用ゲートのように、機動隊が勝手に誘導することができないので、一回の信号で港に入れるトラックはせいぜい一台から二台。私たちが通行人としてゲートの前を歩く(デモ行進)だけで、トラックの侵入がかなり制限される。
無理やりゲート前に座り込んで機動隊にごぼう抜きされ、檻に閉じ込められるより効率的に抵抗できるようだ。
地球儀を抱いたジュゴンちゃんを背って抗議!
九州各県の平和運動センターの皆さんんも大挙してやってきた。
海では、カヌーチームと抗議船が、土砂を積んで出港しようとする船を必死で止めた。
カヌーチーム、辺野古ブルー頑張れ!
ネット署名が今日8日(米時間7日午後2時)に期限を迎えにあたり、提唱者のロバート梶原さんんらがホワイトハウス前で要請行動するのに呼応し、沖縄では午後4時から、宜野湾市石平の軍司令部前で、連帯集会が開かれた。
<20万筆突破に喜びのカチャーシーを踊る山城博治さん>
集会の冒頭で署名が20万筆を越えたことが報告され、集まった人たちの間から歓声と大きな拍手が沸き起こった。
集会は、ネット署名を提唱したハワイのロバート梶原さんら県系人の方々に感謝と喜びを伝えようと、苦しい時代に海外移民をした世界のうちなぁ人の方々が愛唱した沖縄民謡「懐かしき故郷」を歌ったり、辺野古の座り込みの様子を伝えるため辺野古ダンス(ディアマンテスの勝利の歌に合わせて踊るインダンス)をみんなで踊ったりと、終始笑顔があふれ、楽しい雰囲気で行われた。
集会開催の橋渡しをした屋良朝博さんが、4世、5世になっても自らのルーツである沖縄を忘れないハワイのうちなぁんちゅの、ふるさとに対する熱い思いを語り、
高里鈴代さんが、平和の思いで沖縄に連帯して活動するたくさんの人たちが世界中にいることを報告し、
山城博治さんが、こうした多くの人の熱い思いにこたえるためにも「私たちはあきらめない!勝つまで闘う!」と高らかに宣言した!
署名は一応、今日時点の20万筆余りで大統領に届けられるが、今後も引き続き署名を受け付けているので、さらに30万筆、40万筆と世界に広げて、辺野古を止めよう!と呼びかけた。