県民にとって忘れられない屈辱の日が また一つ増えた~9・21 不当判決抗議集会

辺野古判決に抗議する集会(主催:オール沖縄会議)が、21日夕方、那覇市の県民広場で開催され、1,500人が抗議の声をあげた。

DVC00088.JPG オール沖縄会議共同代表の稲嶺名護市長は「9月21日、沖縄県民にとって、忘れられない屈辱の日が、また一つ増えてしまった。しかし県民は決して屈しない。決意を新たにする日にしよう!」とあいさつ。

同じく高里鈴代共同代表も「国民を守るための法の番人・司法が国の代弁者となってしまった。長い間差別を受け続けてきた私たちは決して受け入れない」と。

DVC00082.JPG             <挨拶する稲嶺共同代表(名護市長)>

県側弁護団の竹下団長も「異例づくめの裁判。裁判所が”辺野古が唯一””辺野古がなければ普天間の危険性が固定化されると断定したことなど問題が満載。最高裁で正してもらわなければならない」と上告への決意を述べた。

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2016年9月23日リンクURL

「高江」~ヘリコプターによる重機、工事資材の空輸はじまる

オスプレイパッドの建設をめぐり、沖縄防衛局は、市民の抗議活動によって大幅に遅れている工事を進めるため、昨日(9日)、ついに民間の大型特殊ヘリを使って、工事用の重機やその部品などの搬入を開始した。

今のところ民間のヘリだが、自衛隊のヘリを使うこともあり得ると、防衛局は言っている。

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2016年9月10日リンクURL

今日(7月22日)の辺野古~二つの号外

747日目の辺野古。DVC00020.JPG
高江でも、嘉手納でも必死の抗議活動が続く中、工事中断中ではあっても、辺野古ゲート前も頑張らなくてはならない。

小人数で、ゲートを封鎖して中から出てくる米軍車両を止め続けた。

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10分も経たずに機動隊に排除されるが、それでも、何度も何度も米軍車両を止め、また排除される。照り付ける太陽のもとで2時間半、そのくり返しで抗議の意思を表し続けた。

そこへ、「高江着工強行(琉球新報)」の号外が届く。

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数百人の機動隊を導入して、県道を封鎖、座り込む市民を排除して、工事を再開したという。機動隊に阻まれてテレビクルーなども現場に近づけず、そこで何が起こっているのか全国へは伝わらない。昨夜から泊まり込み、徹夜で現場に張り付いていた地元新聞だけが頑張って号外を出している。

紙面から、人々の悲鳴が聞こえる。

DVC00002.JPG牙をむく国家権力。沖縄でだけまかり通る強権発動。まさに戦前の暗黒政治の出現である。

警察・機動隊は県道70号線を実に10時間にわたり封鎖。機動隊は市民を力づくで排除し、抗議行動の拠点となっていたテントを破壊した。そして工事資材(パワーショベルやキャタピラー式のトラック、プレハブ小屋など)をN1ゲートから中へ運び込ませたという。

辺野古ゲート前で、抗議行動の現場にいた人からの報告があった。それによると、機動隊は人々を排除するとき、殴る、腕をねじる、押し倒す、首を絞めるなど暴力的で、救急車で3人が搬送されたとのこと。沖縄県民はテロリストとでも思っているのだろうか。

午後には、もう一つの号外が辺野古ゲート前に届いた。「政府、県を提訴(沖縄タイムス」

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辺野古のゲート前では、「5度目の琉球処分だ!」との声があがる。

2016年7月22日リンクURL