いい正月でーびる
今年は数年ぶりに ふるさと・渡嘉敷島で新年を迎えました。
曇りがちの元旦でしたが、初日の出を拝むことができました。
昨年国立公園に指定された慶良間諸島。
ザトウクジラが子育てにやってくるケラマ海峡は世界屈指の透明度を誇るサンゴ礁の海です。
ただいまホエールウオッチングシーズンの真っ最中!
美しい海、白い砂浜、豊かな緑、青い空、シャイで実直な島の人々・・・ふるさと自慢は数々あれど、私の中でのナンバーワンはこれです。
沖縄ではなかなかお目にかかれなくなった田園風景が
渡嘉敷島にはあります。
今年も6月に入ると一期作の稲刈りが始まりました。
全国的には、たしかに珍しくもなんともない風景ですが
沖縄では、本島北部と西表島にまだわずかに田んぼが残っているだけで、中南部でお米がとれるのは、わがふるさと渡嘉敷島だけなのです。特に、近年健康にいいと注目されている古代米(黒米)の渡嘉敷ブランドが人気です。
しかも、EMを使った無農薬栽培なので、カニさんもタニシさんもオタマジャクシさんも元気に泳ぎ回る安心安全な田んぼです。
農のある暮し、これこそ人間の生活の原点だと思うのです。何時間でも眺めていたい気持ちになります。カニさんたちを脅かさないように、そっと田んぼの中に足を入れてみました。昔、肌になじんだ感触がすぐに甦り、ほっと心が緩んで涙がでそうになりました。
さらにさらに自慢させてもらいますと
旧暦の6月25日(6月カシチー)には、この田んぼでとれた稲ワラを使って
恒例の、豊作に感謝を捧げる大綱挽きが行われるのです。
那覇大綱引きを筆頭に、県内各地で豊年祭の綱引きはたくさんありますが、自分たちの村でとれた稲ワラを使い、自分たちで綱を綯って綱を挽く、そういうところは渡嘉敷島の他にありません。
これを自慢せずして、何を自慢しましょうか!(ちょっとリキ入りすぎかな?)
今年の大綱挽きは8月9日(日)に行われる予定です。誰でも参加できます。興味のある方は是非、綱作りからご参加下さい。
かなり昔「天国に一番近い島」というタイトルの本があったのを
知っている人は60代以上かな。
18日の渡嘉敷島はその「天国に一番近い島」の形容詞がぴったり!
白い砂浜、白い雲を淵飾りに 幾重もの青のグラデーション・けらまブルーに輝いていました。
ここにいると、しばし時間が止まります。
沖縄気象台は今日20日、平年より11日遅い沖縄地方の梅雨入りを宣言。
私が来るのを待っていてくれたかのようなタイミングに感謝!です。
今年はデイゴの花をあまり見かけませんでした。遅咲きだったのでしょうか、わずかに散り残ったデイゴをみることができました。(国立渡嘉敷青少年交流の家にて)
紅葉ほどではないけれど、散り敷く姿も絵になります。
野生のグラジオラス、野ボタン、アダンの実、季節をたがわず島の野山を彩ってくれます。