最高裁の 門前払い ガッティンナラン ! ~ 辺野古公告訴訟棄却

 全く期待はしていなかったが、相変わらずの門前払いには怒りを禁じえない。

 昨日(12月8日)、辺野古新基地建設を巡り「県の埋立て承認撤回を、国交相が取り消したの違法である」として、沖縄県が採決の取り消しを求めていた公告訴訟を、最高裁は、「沖縄県に原告資格がない」として、実質審理を何もしないまま、入り口で門前払い(棄却)とした。

 オール沖縄会議は、今日(9日)12時15分から県民広場にて、最高裁判決に抗議する集会を開いた。

 集会では、「最高裁は国の意向に沿った判決しか出さない」「民主主義を守るという役割を放棄している。三権分立は機能していない」「地方自治の否定だ」と、抗議の声が相次いだ。  

 

  

 

 

 

2022年12月9日リンクURL

新たな環境破壊始まる! ~ 今日(12月7日)の辺野古

 今年も暮れようとしている。不屈の座り込み、今日が3076日目ということは、大晦日には3100日となる計算だ。県民からかけがえのない人生の貴重な時間を奪って来た日々だ。いつもながらため息がでる。

 今日も那覇発7:00のバスで辺野古にやってきた。

 一回目9:00の搬入に向けて座り込み。文子さんの登場。


 今日は、大きな土管のようなものを積んだダンプが多かった。

 11:00第四ゲートでの座り込み。

 今日は波が高く、海上行動は中止になったようだ。大浦湾に浮かぶ台船の上に土砂はなく、搬入の遅れが響いていいるのがわかる。

 第4ゲート周辺での環境破壊はさらに進んでいた。

 第四ゲート付近だけでなく、弾薬庫の入り口第二ゲートの向かいでも新たな環境破壊が始まっていた。

 工事用ゲートでの二回目12:00の座り込み。

 2014年に、はじめて辺野古での座り込みに家族で来たことがきっかけで、日々の暮らしが政治と繋がっていることを実感し、議員になったという若い女性が発言。

 

 12月、基地の中にもサンタさんはやってくる。違うのはそりではなく戦車に乗ってくるのだ。気のせいかサンタさんの表情が硬い。戦車でやってくるのはサンタさんの本意ではなさそうだ。 

 15:00まえ、工事用ゲート三回目の座り込み。今日は3回とも40名近くが座り込んだ。

 

 

 例の脅迫状が、テントの掲示板に張り出されていた。その後の警察の捜査は進んでいるのだろうか?

 

 

2022年12月7日リンクURL

12月・辺野古県民大行動 ~ 進む沖縄の軍事要塞化に憤り!

昨日(12月3日)は、毎月第一土曜日に行われる「辺野古県民大行動」に参加した。

 朝7時に那覇を出発したときは、少し晴れ間も見えたが、10時過ぎ辺野古へ到着するころには予報通り雨が降り出し、集会の途中から大降りに。雨具を通して冷たい雨が滲みこみ、寒さを感じながらも、それでも誰一人帰ることなく集会は続けられた。

 オール沖縄共同代表の高里鈴代さんの挨拶にはじまり、国会議員団を代表して伊波洋一参議院議員、県議会を代表して渡久地修県議、そして、地域を代表して3地域の島ぐるみ代表、辺野古抗議行動の現場代表で山城博治さん、ジュゴン訴訟の環境問題専門家・吉川秀樹さん、桜井國俊さんがそれぞれが発言。

 軍事費増大、日米共同訓練、基地由来のPFAS汚染、自衛隊増強、台湾有事、北朝鮮ミサイル発射、戦場の気配がひしひしと肌に沁みるてくる。「再び戦場にされるのはイヤだ!」と、県民の怒りと悲鳴が響き渡るような集会だった。

 

 

 今年は復帰50年の節目の年だった。来年は次の50年に向けてのスタートの年だ。日本の戦争屋に利用されるのは、もうこれ以上は許さない!

 

 

2022年12月4日リンクURL