


1月15日からゲート前での、監視・抗議の座り込みは24時間体制に入り、道路わきのブルーシートでつくられたテントの中で寝泊まりしながら行われている。県外から支援に駆け付ける人たちも多い。「那覇空港から辺野古のゲート前に直行し、4~5日このテントに泊まって監視活動に参加した」という話しもよく聞く。
女性専用のテントもちゃんとある。



この日(6日)も200人近くが座り込みに参加。島ぐるみ会議のバスが、那覇と読谷からやってきた。
このところゲート前で機動隊の過剰警備によるけが人が続出、とくに女性にたいする力づくの排除が目立っている。
抗議行動は、午後から大浦湾の海上作業の現場が見える辺野古弾薬庫のゲートまで移動し、沖合で海保を相手に厳しい抗議行動を行わっているカヌーチームに届けと、声援を送った。




一艇のカヌーと一隻の抗議船が、トンブロックを海中に投入するスパット台船に最接近。作業船に手が届く寸前で海保に確保され沖合に曳航されていくカヌーの姿を、私たちはこの目でしっかりと目撃した。
手漕ぎの小さなカヌーが、海保の高速ボートに追い回されとらわれ、波の荒い沖合に曳航されていく姿を目の当たりにして、「カヌー隊 頑張れ!海保に負けるな!」と声援を送りながら涙を流す女性もいた。

フェンスの後ろは辺野古弾薬庫。その先に海上工事現場がある。ここでも30分ほど抗議集会を開いた。

弾薬庫に通じるゲートには民間のトラックが火薬類積載の印「火」のマークを掲げ 、何台も入っていった。危険な弾薬を大量に積んでいるのに 何の警備も先導もなく一般道を走ってもいいものだろうか?

夕方は、またメインのゲート前に戻って締めくくりの集会。この道路は両脇が基地に挟まれた県道。人々の後ろに不気味な迷彩色の軍用車両が並んでいる。

ゲート前のテントには、県内はもちろん全国からたくさんの差し入れが届く。
この日はお米20キロと大量のコーヒーが届いたという。宛先「沖縄県名護市辺野古キャンプシュワーブゲート前」で届くというからすごい!!
ブルーテントの中に、誰が生けたか野の花がさりげなく飾られていた。緊張のなかにもふっと気持ちが和む。