名護市辺野古沖の新基地建設に反対する市民らが座り込みを続ける米軍キャンプ・シュワブゲート前を30日、女優の樹木希林さんが訪れた。
東海テレビ制作のドキュメンタリー番組収録のためという。樹木さんは炎天下、シュワブの外観撮影に加わったほか、市民ら約90人の座り込むテントに入って30分間にわたり人々の声を聞いたり、参加者がテント前で披露する歌に手拍子を打ったりしていた。 <31日 沖縄タイムス 電子版より>
毎週金曜日、読谷村島ぐるみ会議のバスでやってくる皆さんは、必ずバスの中で歌の練習をしながらやってきて、座り込みテントの前で披露してくれます。リーダーの女性が、聞く人の胸を震わせるプロ並みの歌唱力、聞きごたえ満点です。
その彼女たちの定番曲の一つがこの「平和の琉歌」。実はこの歌、何を隠そう(全然隠れていませんが )あのサザンの桑田佳祐さんの作品です。
1998年のリリースなので、辺野古のために作られた歌ではもちろんありませんが、ゲート前で歌うのにぴったりなのです。
桑田佳祐さんが歌うサザンバージョンもありますが、沖縄の人たちにとっては、ネーネーズバージョンの方がしっくりします。それにネーネーズ版には、最後の方に、知名貞男さんの作詞で沖縄口の歌詞が加えられています。
平和の琉歌
作詞作曲・桑田佳祐 沖縄歌詞・知名定男作
歌・ネーネーズ
この国が平和だと
だれが決めたの
人の涙も渇かぬうちに
アメリカの傘の下
夢も見ました
民を見捨てた戦争の果てに
蒼いお月様が 泣いております
忘れられないこともあります
愛を植えましょう この島へ
傷の癒えない人々へ
語り継がれていくために
この国が平和だと
誰が決めたの
汚れ我が身の罪ほろぼしに
人として生きるのを
何故にこばむの
隣り合わせの軍人さんよ
蒼いお月様が 泣いております
未だ終わらぬ過去があります
愛を植えましょう この島へ
歌を忘れぬ人々へ
いつか花咲くその日まで
御月前たり 泣ちや呉みそな
やがて笑ゆる節んあいびさ
情け知らさな この島の
歌やこの島の 暮らしさみ
いつか咲かする愛の花
<うちなぁぐちの歌詞の意味(意訳)>
「お月様よ どうぞ泣いてはくださいますな。 やがて笑える時期もありますよ。
この島の情けをしらせたい 。 歌はこの島の暮し、 いつか咲かせる愛の花」
ネーネーズ:ネーネーはお姉さんのこと。複数形のズがついて「おねーさんたち」の意。ネーネーズは4人グループで、現在代替わりして三世か四世になっていますが、「平和の琉歌」の原版は初代ネーネーズが歌っています。桑田佳祐版、ネーネーズ版共にユーチューブで聞くことが出来ます。
以前に、女性たちの「辺野古ゲート前ファッション」を紹介しましたが
今日は男性版です。
午前6時の辺野古ゲート前、朝焼けに染まる坊主頭に「非武」の文字が輝いています。
行きつけの床屋さんで「こんなこと できる?」と聞いたら「できるよ」と言ったので
やってもらったという。この日が初お披露目で、みんなに大好評。
「髪が伸びたら、今度はどんな文字にしようか?と考えるとワクワクする」と言っていました。
帽子を被ると隠れてしまうのが、難点といえば難点。
灼熱の炎天下でのゲート前行動は、帽子なしではできませんからね。
でも、逆にプラカードや横断幕、旗といったものが禁止の国会前などでは威力を発揮するかも!直前まで帽子でかくしておいて、みんなが集まったところで一斉に帽子をとるという作戦はいかが? 人間の頭だけを没収するわけには行かないもんね。
さて、辺野古ファッションとして定着するでしょうか!