山城さん釈放!

22日、シュワブゲート前で抗議行動中、米軍に拘束・逮捕され、名護署を経て那覇地方検察庁に送致された山城博治さんらは、昨夜8時過ぎ、釈放された。

根拠のない逮捕から35時間、山城さんと谷本さんは、この日も名護署前で抗議を続けていた100人余の市民に拍手と歓声で迎えられた。

釈放

 

 

 

 

 

 

<琉球新報より>

釈放後、拘束当時の状況を、山城さんは報道陣に次のように語った。

山城さん一問一答

 

境界線

 

 

 

<琉球新報>

米軍が拘束の根拠とした道路と提供施設との境界線は、数日前に米軍が一方的に引き直したもので、山城さんは基地を背にしてその線上に立っていた。米軍の警備員は、背後から山城さんを羽交い絞めにして引き倒し、三人がかりで足首を捕まえ、逆さづりの状態で基地の中に引きづり込んだという。その山城さんを取り戻そうとした谷本さんも「基地内に侵入した」として拘束されたもの。相撲の土俵際ではあるまいし、境界線から足が出た!出ない!で「刑特法違反」などとは、まったくの言いがかりでしかない。

そもそも「刑特法」自体が安保条約のもと、米軍を守るためにつくられた法律で、かつて憲法違反の判決が下ったこともあるとんでもない法律なのだ。

 

2015年2月24日リンクURL

辺野古ゲート前・工事強行に抗議する県民集会に5000人

22日、ゲート前で抗議県民集会が開かれ
当初2000人予定の集会に5000人余の県民が集まった。

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稲嶺名護市長

稲嶺名護市長

稲嶺名護市長も登壇し「新基地建設を止めるのは県民の団結しかない」と、一層の団結と行動を呼びかけた。

ヘリ基地反対協の安次富浩代表は「もう我慢の限界だ。新基地建設反対だけでなく、全基地の撤去だ!」と、沖縄にあるすべての基地の撤去を求めた。

特に感動したのは地元代表の発言。名護市民投票の年に生まれたという若者は高校生に成長し地元代表となって堂々と意見を述べた。沖縄防衛施設局がゲート前の抗議テントを撤去せよと通告していることに対し、「撤去すべきなのはテント村ではなく米軍基地です」と訴え、5000人の集会参加者から大きな拍手が湧いた。

 

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この日、県民集会が始まる前の午前9時過ぎ、米軍の警備員が「許可なく基地の区域内に入った」として、ゲート前抗議行動の責任者・山城博治平和運動センター議長を拘束し、山城議長を取り戻そうとした男性一人と共に手錠をかけて基地内に連行する事態が発生。

「不当逮捕だ」として、ゲート前で「仲間を返せ!」と抗議を続ける。

 

不当逮捕

                             <タイムス22日 号外より>

新報、タイムス両新聞は号外をだして県民集会の模様を伝えるとともに、山城議長の逮捕が、作為的に行われたことを示す写真を掲載。ゲート前行動のリーダーである山城議長を狙った意図的な逮捕だったことを示唆した。

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米軍は山城議長を基地内に4時間以上拘束した後、
刑特法違反を理由に拘束した二人の身柄を名護署に引き渡したため、県民集会終了後、今度はおよそ500人が名護署を取り囲んで抗議した。

今日(23日)午後、2人の身柄は那覇地検に送致。釈放を求めて、那覇地検前での市民による抗議行動が今(午後6時半現在)もつづけられている。

2015年2月23日リンクURL

ここまでするのか!~牙を剝く国家権力 ④

辺野古のキャンプ・シュワブ前で24時間抗議の座り込みを続ける市民が

雨風を凌ぐために張っている仮設テントに、国から「撤去せよ」との通告が出された。

なりふり構わぬ国家権力の横暴はエスカレートの一途をたどっている。

どこまで沖縄県民を愚弄するのか!

20日・琉球新報

20日・琉球新報

 

20日・沖縄タイムス

20日・沖縄タイムス

 

さらに、ヘリパット建設に反対して抗議の座り込みを7年以上続けている東村の高江でも

住民が抗議活動の拠点としているテントが、今朝、何者かによって撤去されていることが分かった。

琉球新報電子版<http://ryukyushimpo.jp/>より

 

一方、 昨日開会した沖縄県議会定例会で翁長知事は、県政運営方針を発表し、

前知事の辺野古埋め立て承認をしっかり検証し、「承認の取り消し、撤回を検討する」と明言した。

 

2015年2月20日リンクURL