高江で熾烈な抵抗活動が続けられている中
辺野古は最小人数でゲート前行動が行われている。
9時は3人でスタート。しばらくして大雨に見舞われたため15分ほどテントの中へ避難。
10時前に抗議活動を再開すると
いつものように、読谷村民会議の皆さんが到着して、最大12名になった。
機動隊に排除されつつも、基地から出る軍用車両を止めた。雨が上がると今度は灼熱の炎天下での抗議活動となる。
今日は見慣れぬ”荷物”の車両が3台、私たちの抗議を受けながら、機動隊に守られて、ゲートを出て行った。
お昼の休憩をはさんで、午後の担当にバトンタッチ、
午後は、環境団体による「高江工事中止」を求める抗議行動に立ち会うため嘉手納に向かう。
県内17の環境関連団体が、連名で、「高江ヘリパッド建設は重大な生活破壊・環境破壊である。直ちに中止せよ」と、抗議声明を発表。声明文を読み上げて手交した。
防衛局側は、抗議の環境団体の代表5人を、建物の中にさえ入れず、玄関先で、職員が抗議声明文を受け取った。
抗議声明は、政府(沖縄防衛局)が行っている数々の違法・無法な行為を指摘し、国際自然保護連合(IUCN)など、国際機関の度重なる勧告にも関わらず、それを無視し続ける日本政府に強く抗議するとともに、
「やんばるの森は、政府自身が世界自然遺産に登録をめざすほどの世界的にも類まれな生物多様性に富む豊かな自然を有している。
その森を破壊して、米軍基地を建設する行為は、日本政府も批准する生物多様性条約及び世界遺産条約に明確に違反している。”北部訓練場の一部返還は、沖縄の未来を切り開いていく”という安倍総理の臨時国会における所信表明演説は、全くのまやかしであり、やんばるに暮らす人々の人権と生き物たち自然の権利の冒涜であり圧殺宣言である」と、厳しく糾弾した。