庭の恵み~11月

11月、我が家(実家)の庭の様子です。

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芙蓉の花が満開です。

高江、辺野古へ通うやんばる路も、素朴な自生の芙蓉がいっぱい咲いていて、見る人を和ませてくれますが、こちらは園芸種の酔芙蓉です。

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人気のハーブ・ローゼル。先週収穫してしまったのですが、ハーブティにしたり、ジャム、酵素づくりなど用途も広いハーブです。

収穫してしばらくは、花瓶にさして生け花として楽しみました。なかなかかっこいいです。ちょこちょこと一粒摘み取っては、生ハーブティにして贅沢気分を味わっています。

p1040180 四季柑(レモンの一種)。花がたくさん咲き、最初は小さな実がたくさんついたのですが、収穫まで成長したのは、2個だけでした。何が原因なのかなぁ?

p1040178 万能の薬草と言われる「モリンガ」。一粒の種から数年で大木になりました。

今年最後の台風で枝が一部折れてしまったので、幹を半分くらいに剪定したところ、わずかひと月あまりで、こんなに勢いよく新芽を出してくれました。

剪定した葉は、乾燥させてハーブティに。かなり大量の収穫だったので、家族だけでなく、友人知人におすそ分けしました。

DVC00025.JPGこちらの赤は、唐辛子です。左端の小ぶりなのは激辛で知られる島唐辛子。そろそろ収穫時期です。

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観葉植物のクロトンも、涼しくなって色が冴えてきました。

猫の額ほどの庭ですが、「土がある」というだけで、こんなにも豊かな恵みがもたらされます。大地の力、その波及効果は計り知れないものがあります。

2016年11月23日リンクURL

おきなわBOOK KAFE & HOLL ゆかるひ

先月、友人が ちょっといい感じのカフェをオープンししました。
場所は、那覇市久茂地の国際通り近く、いま最もにぎやかな繁華街のど真ん中にあります。
その名も「ゆかるひ」:”いい日、佳き日”という意味の沖縄語です。

p1040196<ビルの3階にあり、エレベーターを降りると、こんなオブジェが迎えてくれます>

p1040197<正面玄関>

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店名の冠にある通り、沖縄に関する本を中心に、オーナーが、もともと絵本屋さをんしていただけあって、あれもこれもと読んでみたくなるような本が並んでいます。店内で読むもよし、買って帰るもよし。

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p1040206カフェですから、もちろん美味しいコーヒーのほか、自家農園(長野在)のリンゴジュース、おやきなどが自慢のメニューが並んでいます。

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p1040203<流木と和紙のアート>

p1040199沖縄の工芸品ななど、よき品々を紹介する使命感も持ったオーナーさんです。

p1040202 さらにユニークなのは、ミニ舞台付きのホールスペースがあります。オープンの時には琉球舞とコンサートが行われました。

p1040204 ホールは、60人程度の観客を収容できるスペースがあり、コンサートはじめ、会議、展示会、各種ワーク、イベントなどに活用できそうです。

オーナーの野池道子さんは、長野にリンゴ園を持っているため、自家製のフレッシュなリンゴジュースやブルーベリー、おやき(信州料理)など、他にはないメニューが自慢です。

2016年11月21日リンクURL

居酒屋で一緒に酒を飲むのを楽しみにしていた~父親の手記

元海兵隊員による強姦殺人事件から半年がたった昨日、被害者の父親の手記が新聞に掲載された。

娘と最後に会ったのは成人式。「居酒屋で一緒に酒を飲むこと」を楽しみにしていたと、一人娘への思いが痛いほど伝わってくる。

%e7%88%b6%e8%a6%aa%e6%89%8b%e8%a8%98 <19日 琉球新報より>

この日偶然にも、紛争下における性暴力をテーマにしたドキュメンタリー映画を観た。虐殺犠牲者600万人と言われるアフリカのコンゴ紛争の中で、女性の3人に2人がレイプ被害に遭い、その数は40万にも及ぶとも言われている。

そのコンゴで、命の危険に晒られながら、性暴力被害者の治療を続けている一人の婦人科医師の活動を描いた作品「女を修理する男」

その医師とは、今年のノーベル平和賞にもノミネート(三回目)されたムクウエゲ氏。戦争の手段として繰り広げられる集団レイプで無残な被害を受けるコンゴ東部の女性たち。暗殺未遂にあいながらも医療だけでなく、心理、教育など4万人以上のレイプ・サバイバーを治療し続けるムクウエゲ氏の姿を追ったドキュメンタリーである。

%e5%a5%b3%e3%82%92%e4%bf%ae%e7%90%86%e3%81%99%e3%82%8b%e7%94%b7「戦争と性暴力」、想像を超えた現実に、感想を述べる言葉も見つからないが、パンフレットから、このドキュメンタリー映画が伝えたいメッセージを感じていただけたら、幸いである。

「一部の人たちの金儲けのために豊富な鉱物資源をめぐって起こされる紛争。その中で性暴力は、支配の手段として利用される。

 性暴力が”戦争の武器”と呼ばれていることは、今では広く認識されるようになった。なぜなら、性暴力は他の武器と違って購入とメンテナンスを必要としないため、費用が掛からず、体一つで多くの人々を精神的にも身体的にも痛い目に合わせることができる。しかも、加害者は不処罰でいることが多いため、さらに最も効果的な武器である」

2016年11月20日リンクURL