今日(7月22日)の辺野古~二つの号外

747日目の辺野古。DVC00020.JPG
高江でも、嘉手納でも必死の抗議活動が続く中、工事中断中ではあっても、辺野古ゲート前も頑張らなくてはならない。

小人数で、ゲートを封鎖して中から出てくる米軍車両を止め続けた。

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10分も経たずに機動隊に排除されるが、それでも、何度も何度も米軍車両を止め、また排除される。照り付ける太陽のもとで2時間半、そのくり返しで抗議の意思を表し続けた。

そこへ、「高江着工強行(琉球新報)」の号外が届く。

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数百人の機動隊を導入して、県道を封鎖、座り込む市民を排除して、工事を再開したという。機動隊に阻まれてテレビクルーなども現場に近づけず、そこで何が起こっているのか全国へは伝わらない。昨夜から泊まり込み、徹夜で現場に張り付いていた地元新聞だけが頑張って号外を出している。

紙面から、人々の悲鳴が聞こえる。

DVC00002.JPG牙をむく国家権力。沖縄でだけまかり通る強権発動。まさに戦前の暗黒政治の出現である。

警察・機動隊は県道70号線を実に10時間にわたり封鎖。機動隊は市民を力づくで排除し、抗議行動の拠点となっていたテントを破壊した。そして工事資材(パワーショベルやキャタピラー式のトラック、プレハブ小屋など)をN1ゲートから中へ運び込ませたという。

辺野古ゲート前で、抗議行動の現場にいた人からの報告があった。それによると、機動隊は人々を排除するとき、殴る、腕をねじる、押し倒す、首を絞めるなど暴力的で、救急車で3人が搬送されたとのこと。沖縄県民はテロリストとでも思っているのだろうか。

午後には、もう一つの号外が辺野古ゲート前に届いた。「政府、県を提訴(沖縄タイムス」

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辺野古のゲート前では、「5度目の琉球処分だ!」との声があがる。

2016年7月22日リンクURL