ゲート前の朝6時は、まだ18夜の月が西の空高く輝いていた。
翁長知事の「埋め立て承認取り消し」を、防衛省が一私人として執行停止を申し立て、国交省が裁定するという茶番劇を自作自演する政府の卑劣な行為は、県警機動隊の暴力的な過剰警備となって、辺野古・ゲート前の抗議行動に跳ね返ってくる。
弁護団の報告は、「国の辺野古への行為は、常識では考えられない。違法を通り越して無法だ」と。
執行停止翌日の昨日は、5人の拘束、1人が逮捕される事態を引き起こし、今日はついにけが人が出た。
機動隊に膝で強く首を抑え込まれた男性が、気を失い救急車で搬送された。手足にしびれがあるため血液検査の結果入院となった。
市民による、ただ座り込むだけの非暴力の抵抗に、襲い掛かるような機動隊の過剰警備に対し激しく抗議。一時米軍車両もストップさせた。
ゲート前のテントには、今日も全国からたくさんの応援団がやってきた。
このほか、名古屋から、福岡から、茨城から、東京から、それぞれの地域の闘いとの連帯を誓い合った。
座り込み開始から481日目の辺野古から。