大型台風12号が
刻々と、日本列島に向かっています。
どうか被害が出ませんように!被災地に向かいませんように!と
祈りつつ…。
よく「沖縄の食べ物、特に野菜は健康によい」と言われるけど、
それって、根拠があるのでしょうか?
ミネラルの含有量世界一の「塩」としてギネスにも登録された「ぬちまーす」の社長・高安正勝さんに伺ったお話しです。
「台風銀座と呼ばれるほど、毎年たくさんの台風に襲われる沖縄。
農家の人は大変だけど、
でも、沖縄の植物が健康によいと言われるそのわけは
その台風の恵みである。
台風が海から運んでくる潮風が、沖縄の畑を、ミネラル豊富な土壌にし、
ミネラルをいっぱい含んだ健康野菜を育ててくれる」と言うのです。
「 ぬちまーす(命の塩)」の工場には、いつもたくさんの見学者がやって来ます。
小・中学校の子どもたちから、老人会、婦人会、観光客も。
ある日、高安さんの話を聞いた農家のおじいさんが、突然立ち上がって叫んだそうです。
「それで、わかった!!
うちの息子が飼っている牛は、2~3回も出産すると、
もう廃牛になってしまうが、
私が育てている牛は、一生のうちに5~6回も出産する。
それは、息子は買ってきた配合飼料を与えているが、
私は、毎日野山で新鮮な草を刈ってきて、牛に食べさせているからだ!」と。
当然、健康な牛や豚、山羊の肉を食する沖縄の人も健康になりますよね。
つまり、プラスの食物連鎖、
まさに、台風の恵みです。
台風は、災害も引き起こすが、恵みももたらす、
自然に無駄はない、というのは、本当なんですね。
ところで、
沖縄野菜のゴーヤーも、紅芋も、マンゴも
もはや沖縄の専売特許ではなくなりました。
東京のさるデパートで、沖縄の苦瓜、宮崎のゴーヤーとあるのを見て
たまげたことがあります。
でも、ゴーヤーも、紅芋も、マンゴも
沖縄の地で育つから「健康にいい」のだということを
皆さん、お忘れなく。
しかも、そのわけは台風の恵み、だけではありません。
この続きは、また!