オオゴマダラに祝福されて 新しい年を迎えました ~ オオゴマダラ日誌③

 元日から毎日のように、オオゴマダラが2~3匹でわが庭にやってきます。今日(4日)は、豪華に4匹も戯れるように舞っています。

 <チリメンナガボソウ(縮緬長穂草)の花にとまり、仲良く蜜を吸っている2匹のオオゴマダラ 2021年1月1日撮影>

 

 これまで なかなか羽を広げたところを写させてくれなかったのですが、今回は「撮って!」とばかりに、ずっと羽を広げていました。初日のエネルギーを浴びていたのかもしれません。最高のお年玉をもらった気分です。

 

 ところで、蝶をかぞえるときの呼び方ですが、正式には「頭」なのだそうです。

 「西洋の動物園で、しばしば珍しいチョウを飼育・展示していますが、動物園で飼育している生物全体の個体数を、種類に関係なく“head”で数えるようになったのだそうです。そのうち、昆虫学者達が論文などでも研究対象であるチョウの個体を”head”で数えるようになり、それを20世紀初頭に日本語に直訳(誤訳)したものが現代の日本語に定着した、という説が有力です」(レファレンス協同データベースより)とのこと。

 しかし、私としては優雅な蝶を「頭」と数えるのは、どうもしっくりきません。勝手に「羽」としていましたが、あくまでも自己満足。専門家が論文などに記載するとき以外は、「匹」でもいい、と言うので、「匹」に直しました。匹でも違和感はぬぐいきれませんが、間違ったままにしておくわけにはいきませんので…。

 

 

2021年1月4日リンクURL